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おばあちゃんと車椅子を押す女の子|車椅子にまつわる話

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おばあちゃんと車椅子を押す女の子

車椅子のまつわる話のタイトルイメージ
駅で出会ったおばあちゃんと車椅子を押す女の子

いつもは車で行き来している実家でしたが、 今日は身内のささやかなお祝いがあり軽くお酒も飲まなければならない という事で電車を使って移動。実家近くの駅で降りました。 片田舎の駅なので、混雑と言ってもたかが知れていますが 軽い帰宅ラッシュにも差し掛かり、それなりの人々が行き来する中、 車いすにのったおばあちゃんと女の子が目に止まりました。
安心しきって今にも気持ちよく眠ってしまいそうな優しい表情のおばあちゃん。 そしてガムを噛みながら茶髪でスカートも短い女の子のちょっと怒ったような表情。 二人のギャップに心奪われて目を離せなくなってしまいました。

駅のホームのイメージ
段差を上手に乗り越える女の子

田舎の駅とはいえ駅の中は完璧じゃないにせよバリアフリー化が進んでいます。 ですが、一歩外にでるとまだまだ整備が行き届いていない段差が多数あります。 そんな段差に差し掛かった時、その女の子はおばあちゃんに 「これから段差あがるよ~」と、その辺の人が振り返るくらいの大きく声掛けをしました。
おばあさんはうまく聞き取れなかったらしく、 もう一度、女の子が一字一字きちんと聴こえるように 声掛けを繰り返すと、おばあさんはうんうんと頷きました。 あんな細い体で大丈夫かな?手伝おうかな?と 一歩そちらに踏みだそうとした瞬間、 女の子は車いすをものの見事に操り、軽々と段差を超えて行きました。
「おばあちゃん、段差越えたよ!大丈夫だった?」と元気に問いかける女の子。 おばあさんは嬉しそうに優しくうんうんと頷いていました。

車椅子で段差を乗り越えるイメージ
安心して任せられる信頼関係

女の子の顔もさっきとは違って明るい表情になっていました。
その二人の後ろ姿を、頼もしいなぁ、微笑ましいなぁと 眺めながら、昔どこかで聞いた話を思い出しました。 「車いすに乗っている人は押してもらう人の事を 信じられないと不安で仕方がなくなるんだよ。 運転が下手な人の車の助手席にのるようなもので、 信頼関係がないととても乗っていられないんだよ」
おばあちゃんが安心しきった、とてもステキな表情をしていたのは 女の子を信じきることができていたからなのでしょう。
ちょっと心が暖かくなった所でふと道行く人に 目を向けると小さな頃からお世話になっている近所のおばさんが通りがかりました。

安心して車椅子に座るおばあさん
ボランティアだった女の子

声をかけると「久しぶりじゃない」から始まる軽い世間話。 ひとしきり近況を伝えあった後、ふと先ほどの女の子の話を聞いてみました。
「おばあちゃんと孫なんでしょうかねぇ? 頼りがいがあってしっかりしてていいお孫さんですね」と話した所、 「ああ、あの子ね、あの子はボランティアで週に数回きてるんだよ。 見た目があんな感じだったから最初は大丈夫かな?って近所の皆で噂してたわよ。 あの子、おばあちゃんに出会うまで車いすを押したことが無かったんだってさ。
なんだか、ガムを噛んでると集中できるとかいって、車いすを押す時にはガム噛んでるみたいだし。 凄く熱心だからもうすっかり近所でも有名になっちゃってるよ」
なるほど、私も一目見て印象に残ってしまったし、近所で有名なのは納得です。

世間話のイメージ
しっかりケアできる人間になりたいと思う

最初に見た女の子の怒ったような顔は、人通りが多い中、 車いすを操る為に集中していたせいなのかな?と思い返し、 私もいつか車いすを押す日がくるのだろうか、 車いすにのって押してもらう日がくるのだろうかとしみじみとしてしまいました。
女の子のように周りの目なんか気にせず、 おばあちゃんの事をしっかりケアできるようになりたい。 おばあちゃんのように押してくれる人の事を信じたい。 そんな事を感じながら実家に向かいました。
実家でも女の子とおばあちゃんの話は皆知っていて、 何度か道端でお話しした事もあるようです。 いつかあの二人と道で出会ったら声をかけてみて、 ぜひ色々とお話ししてみようと思っています。

車椅子を押す人のイメージ

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