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車椅子へのありがとう。|車椅子にまつわる話

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車椅子へのありがとう。

車椅子のまつわる話のタイトルイメージ
私が右足を骨折した時

人生には、不便な思いをすることが一生に一度は 必要なのだと知ったのは、私が右足を骨折した時でした。
入院して1週間後、リハビリがはじまりました。 初めて座る車椅子は、お尻がつつみこまれるように座り心地が良く、 今まで思っていた車椅子の印象が変わるものでした。
車椅子のメーカーを見るとMiKiと書いてありました。 リハビリ室へ行く前のエレベーターでは、一緒に乗り合わせた人たちの視線が、 私のギブスとまだ腫れのひかない青黒いつま先に集中しました。
車椅子を押してくれている理学療法士さんに 「皆さんの視線は、好奇心でしょうか?同情でしょうか?」 と尋ねると、両方かもしれませんね。 でも、人にどう思われようと、自分さえ気にせず、 リハビリに専念したらいいんですよ。 骨折は必ず治るものですから、気にしても仕方ないですよ。」と答え、励ましてくれました。

MiKiの車椅子
お気に入りのMiKiの車椅子と一緒に

自分の不注意で骨折したのだから、人の視線など 気にせずにリハビリを頑張ろうと思えた言葉でした。 リハビリ室では、松葉杖を使っての歩行練習から始まりました。
ギブスの足は重く、松葉杖の扱いも難しいものでした。 「休憩しましょう。」と言われ、車椅子に座れる時間が、 張りつめた緊張をほぐしてくれました。
病棟では、移動は車椅子でした。自動車と同じく、 前進は難なくできるものの、角を曲がったり、 後進するのはコツをつかむのに時間がかかりそうでした。
何でも慣れだと思い、お気に入りの車椅子のMikiちゃんと病室を抜け出しては、 病棟内や1階のロビーや売店、リハビリの予定が 入っていないリハビリ室に行き、練習をしました。 病棟では「いつ行っても会えない患者さん」と看護師さんに言われていました。

車椅子で出かけるイメージ
車椅子から松葉杖へ

入院当初は、自分ひとりでは出来ないことが多く、 人の視線が気になるなどストレスを抱えていましたが、 車椅子でなら、どこにでも行け、話をしたい時には、 相手が中腰になって目と目を合わせて話をしてくれます。
思いどおりに動かない足は、不便さを感じさせるものでしたが、 車椅子に乗ると、明るく笑える自分になっていきました。 退院すると、松葉杖の生活になりました。家に帰って、 さっそく床で尻もちをつきました。やはり、まだ車椅子は必要だと感じました。 レンタルを考えましたが、私には市役所で並んでいる車椅子が頭に浮かびました。
市役所への来客用の車椅子を個人に貸してくれるものかと 思いましたが、問い合わせてみることにしました。 「市民のお役に立つならどうぞ使ってください。」とうれしい返事をもらえました。
家の中での松葉杖の生活に息苦しさを感じていた私は、 車椅子で外出できるようになりました。

市役所のイメージ
車椅子の便利さに

外出してみると、越えられないゆるい坂や、段差があり、 車椅子でも行けない所があることに気づかされました。 しかし「何かお困りですか?」「押しましょうか?」と 頭上から聞こえる優しい声に、不便さは消し去られていくのを感じました。
困っている私に声をかけてくれるという安心感があり、 外出がさらに楽しいものになりました。
また、私自身、助けが必要な時は、道行く人に 「助けてください。」と言えるようになりました。 「以前だったら、恥ずかしくて言えなかったのに・・・。」 と一人でくすっと笑っていました。
私にとって、不便さというものは、自分の心の持ち方に向き合えたり、 車椅子という介助してくれる物や人のありがたみを経験できるものとなりました。
自分の心の持ち方次第で、明るくなり、人の優しさに気づくことができました。 私を外へ連れ出してくれた車椅子があったからこそ、そう思えるのです。
現在、骨折は完治し、もとどおりの生活に戻れましたが、 健康なことを当たり前だと思わず、感謝して、 困っている人には優しく声をかけ、助けとなる自分でありたいと思います。

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