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母のためにレンタルした車椅子|車椅子の豆知識

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母のためにレンタルした車椅子

車椅子の豆知識のタイトルイメージ
入院した母

母が亡くなって4年が経ちます。
父親を早くに亡くして、母一人娘一人の暮らしが長かったのですが、 私の結婚と共に同居を考えて家を買いました。
70年間の人生の内で、母と離れて暮らしたのは娘の教育のための 15年間で、それも週末には帰宅していましたから、べったり70年近く一緒の母子でした。
そんな母は、低血圧だったのに60代で急に高血圧になり、3回くらい脳血栓で入院したのです。
幸いにもいつも軽く済んで、1~2ヶ月の入院で済みましたし、 病院も自宅から徒歩5分と近かったので、毎日顔を出すことができました。
ただ3回目の時には、80代後半でしたから、 軽い脳血栓ではあってもすぐには退院できず、 リハビリを受けながら体力回復に努めて3ヶ月近く掛ったのです。

血圧計のイメージ
車椅子での移動

病室は3階でしたが、とても可愛がっていたペットを 連れて会いに行く際には、病院備え付けの車椅子に乗って 1階のロビーにある面会できる場所まで降りなければなりませんでした。
母は子供の頃には非常にお転婆で、田舎では女の子なのに ガキ大将だった程の気の強い人でしたから、 病院内の車椅子移動もあまり嬉しくは無かった様子ですが、 きちんと立って何分間か歩くのは少し無理があったようです。
それでも陽気が良くなり、暖かい日が続いた4月の半ばに、 退院が決まってようやく懐かしい我が家に帰れることになりました。
タクシーを呼んで乗っていくほどの距離ではなかったのですが、 坂の多い地区で歩くのは当然無理があります。

退院のイメージ
初めての車椅子散歩

退院が決まってすぐに、介護用の車椅子を借りる手配はしてありましたが、 当日には間に合わなかったので、タクシーで自宅前まで乗って帰りました。
我が家は土台が高い設計で、石段を5段登るタイプなので、 まずは主人が支えて玄関まで上げ、居室の2階の座敷までは 這って階段を上ってやっと落ち着きました。
住み慣れた居室で過ごす内に、状態も落ち着いて来たので、 医師の薦める外の空気を吸わせる散歩を試みることにしました。
折りたたみの車椅子と専用のふとんは、退院の翌日には届いていましたから、 ともかく組み立てて門の所まで運び準備を整えました。
主人のいる休日の午前中、風のない暖かくて 気持ちの良い日を選んでの「初めての車椅子散歩」です。

タクシーのイメージ
若葉が綺麗な素晴らしい日

桜の花は散っていましたが、4月の終わりごろで 家々の花々は満開ですし、若葉が綺麗な素晴らしい日です。
ともかく2階から階段を降り、玄関から石段を下り、 やっと車椅子に乗ったときは両方共に半分疲れていたと思います。 病院内をリハビリのために車椅子に乗って移動することはあっても、 外を車椅子で散歩するのは始めての経験です。
しっかり乗った状態でベルトも確認し、本人もなんだか 乗り心地が今までとは違うのか、落ち着かない様子ですし、 私も車椅子を外で押すのは初めてなので少し緊張していました。 家から車の通る道に出て少し行き、 住宅街の車の通らない平坦な道を選んで進みます。
お花の大好きな母ですから、家々や公園の花には とても嬉しそうにしていますし、穏やかな風を楽しんでもいる様子です。

公園のイメージ
持ち手の位置が低すぎて

そして、始めは渋っていた車椅子の散歩が すっかり気に入ったのか、なかなか帰ろうとはしません。 「もう少し、もう少し」と1時間以上も散歩を楽しみました。
母は大満足で、その後も散歩は3日に 1度くらいは続けたのですが、私が音をあげることに…。
160センチと背の高い私には、車椅子を押す持ち手の 位置が低すぎて、姿勢に無理が掛るのです。
楽しそうにしている母のために我慢しましたが、 介護保険用のレンタルで、ポピュラーなもののためなのか、調節機能は無いようでした。 一応確認はしたのですが…。
その後、坂下の病院に検査で行く時は、 上り下りのコツをよく聞いて、おそるおそる ブレーキをかけながら逆向きで降りたりして、怖かったのです。

腰痛のイメージ
車椅子を動かす人のための工夫も様々になった車椅子

ヘルパーさんと近くの整骨院にヒザの治療に行くときにも使用したのですが、 少しボケていたので「なんで私が車椅子に乗るの」と怒ったみたいです。
行くときには杖をついて歩きましたが、帰りに途中でしゃがみこみ、 ヘルパーさんが車椅子を取りに戻って乗せてきたこともあります。
3ヶ月くらいすると車椅子は使わなくなりましたが、 その年の終りくらいまでは用心のために返却はしませんでした。
最近の車椅子をネットで見てみると、1万円以内のものから 10万円以上するものまで揃っているのですね。
しかも機能も、自分で動かすだけではなく、 動かすひとのための工夫も様々にされている様子ですから、 ものすごく便利になっているのだなと思いました。

ヘルパーさんとおばさんのイメージ

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