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車イスで有意義な時間を

車椅子の豆知識のタイトルイメージ
祖父と車イス

私の祖父は胃ガンを患ったときに車イスを使っていました。
祖父の胃ガンが発覚したのは、ほぼ末期に近づいた第3ステージになった状態の時でした。 今思い返してみれば、祖父は寝る時間も多くなり、疲れ果てたように、 体全体の力が抜けた状態で、床に寝転がっていました。
街で倒れた時には胃からの出血多量で貧血状態、 生きているのも不思議だとお医者さんから言われるほどの状態でした。 なお、このとき祖父は街を歩いていたので、元から体が頑健だったのも手伝って、 このときは生きながらえたのだと思います。
街で倒れた祖父は、そのまま病院に即入院。 検査したところ、改めて胃ガンだとお医者さんから告げられました。

救急搬送のイメージ
どんどん元気のなくなる祖父

ほぼ末期で体のいたるところに転移をしており、もって半年だと告げられました。
祖父は入院してから、食べ物も食べることを許されず、 ずっと点滴のまま何日も過ごしていました。 入院してから1週間経ったころには 祖父はすっかり自力で立ち上がる力を失っていました。 口から食べ物をとらないのですから、当然のことだと思います。
立ち上がることすら許されないのですから、 歩くことなどできるはずもありませんでした。
病院のベッドに寝たきりとなった祖父は「栄養なんか管から入れたところで、 力になるはずがない、なんで俺は飯を食べられないんだ。 だから力が入らないんだ。」と悔しがっていましたが、 胃がんがそこまで進んだ状態では食事は取ってはいけなかったのです。

入院のイメージ
元気づけようと車イスでお散歩を

食べることも歩くことも出来ない祖父は、入院して半月も経ったころには 別人のように痩せこけてしまいました。 何か話しかけてもあまり反応もなく、 魂が抜けてしまって、まるで蝋人形のようでした。
そこで何とか祖父を元気づけようと私たち家族はあれこれと考えて、 車イスを使っていろんなところへ連れ出すことをしました。
たしか使っていたのはカワムラサイクルの車イスだったと思います。 祖父は体重が重かったので、アルミ製で車イス自体は軽く、 押しやすく、それでいて丈夫なものを使うことに決めたのです。
それから私たち家族は毎日祖父の病院に行っては 車イスを使って祖父を連れて歩きました。

カワムラサイクルの車椅子
一時帰宅した祖父と車イスで色々な場所へ

病院内だけの移動しか許されなかったので、 最初は祖父にとってあまり意味のないことなのかもしれないとも考えていました。
しかし、それは杞憂だったようで、祖父は少しでも外を見たり、 いろんなところに行けることをとても喜んでいたようでした。
顔に生気も戻り、末期に近いガンにも関わらず、 その実情と逆行するかのように笑顔も戻って行きました。 そしてなんと一時的に帰宅することもできたのです。 その時にはもちろん歩けないので、車イスでの帰宅になりましたが、 それでも祖父はとてもうれしそうでした。
車イスで近所を少し回ったり、公園に行ってみたりと 祖父の命を最後の最後まで燃やすかのように、色々と出回りました。

公園のイメージ
活躍した車イスに

このころには祖父も自分の最後を感じていたようで、 目に焼き付けるように、しっかりと目を見開きながら、 外の風景を見ながら泣いていたのが今でも忘れられません。
それからほどなくして、また入院して、祖父はまた寝たきりなってしまいました。 最後は家で看取ろうということになり、自宅介護という形で再度帰宅になり、 ここでまた車イスが活躍しました。痩せこけて別人のようになっていた祖父でしたが、 家に帰ってきたとき、少し笑みがありました。よほどうれしかったのだと思います。
車イスは単なる足の代わりになる道具だと私は思いません。 人の尊厳を守り、有意義な時間を送るための素晴らしいものなのです。
車イスを使って、喜んでいたのは祖父だけでなく、私を含めた家族全員だと強く思います。
車イスは人の可能性を広げてくれるものです。 これからもっと気軽に使えて、丈夫な車イスが世の中に出てきてくれること私は強く願っています。

車椅子に座る男性のイメージ

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