祖母に地元のホームセンターで幸和製作所のシルバーカーを買ってプレゼントしました。
直接、ホームセンターに祖母は連れて行っていません。
本当であれば、祖母を直接連れて行って、
どのシルバーカーがいいか自分の身体によりフィットしそうなものを選んでもらうのが良かったのかもしれませんが、
祖母は腰が曲がっていて、既に家の中の移動だけでも相当辛い状況になってきているので、
連れて行くのは酷かもしれない、と心配になり、私が選んでプレゼントしました。
心配な点は確認したところ、便利なものでハンドル部分の高さは大体の商品が
使う人の身長に合わせて調節できるようになっていましたので安心しました。
早速、祖母に使ってもらいました。思った以上に、祖母から笑顔が出て喜んでくれたので、嬉しかったです。
これで移動が楽になる、と大喜びしてくれたので、もっと前に買ってあげれば、
自力でもうちょっと移動の範囲が広がっていたかもしれないと、後悔も同時にしてしまいました。
シルバーカーを入手してからの祖母は、ちょっと散歩に、と日中に家の外に出る機会が増えました。
寝たきりとまではいきませんが、老衰の傾向があるので、
自宅でジッとしているか通院しているかのどちらかの状態になっていたので、とても嬉しいです。
体調の良い日は、家の近所の道路を20分程度、シルバーカーを押しながら歩いて帰ってきます。
外の空気を自力で吸えるようになってからは、確実に祖母の顔色が明るくなっています。
何より、今までと一番違うのは、表情です。喜びの生き生きとしている表情が出てきていることが、以前とは全く違います。
誰にも頼らずに、一人で安定して歩ける楽しさを感じ取っているようです。
ご近所の方とすれ違うときに、世間話をすることも、気分転換になっているようで、プレゼントして良かったと思いました。
動いていなければ、そのまま寝たきりになってしまう可能性もあるという話を聞いたことがあったので、
やっぱり寝たきりになってしまうのは、何よりも本人が一番辛いと思います。
そういった状況とは、反対の状況になりつつあるので
祖母の表情も生き生きとしてきているのだと、感じています。
祖母とは一緒に病院に通っています。私が付き添いという形ですが、
やはり、祖母を一人で病院に残してしまうという時間が数分程度、発生してしまいます。
私が車を運転して、病院の入り口で祖母を降ろします。
駐車場に車を停めて病院の入り口に戻ってくるまでの数分から10分程度、当然、祖母は一人きりです。
その時間が心配でした。待合室の椅子まで歩いて行くまでの距離に倒れたり、転んだらどうしようと、
数分といえど、その数分が大きく感じて心配しながらいつも、駐車場に車を停めていました。
以前なら、杖だけを便りによろよろしながら、待合室の椅子まで歩いていきましたが
幸和のシルバーカーをプレゼントしてからは、安定して割とすたすたと待合室の椅子まで歩いて行く姿が一瞬見えます。
祖母に笑顔が蘇ってきていることで、若返ってもきているように感じています。
荷物を入れる部分は、バッグやハンカチ、ティッシュ、飲み物を入れてもまだまだ余るスペースが搭載されています。
病院の後の帰りに薬局から出たたくさんの薬を入れても、余裕です。
腰が弱い人にとって、腰の曲がった状態で、薬局から大量に出る薬に飲み物にテイッシュやタオルハンカチなどを嵩張らせながら、
一人で歩くのは本人も周囲も心配になりますが、シルバーカーがあれば、
荷物があろうとも、一つの場所にまとめて、自分の姿勢は楽に移動ができるので、病院の行き帰りにも大活躍してくれています。
病院に行くまでは、シルバーカーを私の車に積んで祖母と一緒に移動しています。
割と細身のタイプのものなので、車の中でも嵩張りません。
でも、荷物入れの場所はけっこうな要領があるので、祖母にとっても助かっています。
一番のメリットは、やっぱり転ぶリスクが減るとういうことだと思います。
使っている本人も、スタスタと歩けるようになるということは、
シルバーカーを押しながら歩けば安定して歩けると自覚できているからこそ、歩くことへの恐怖心が、減ったのだと思っています。
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