祖母は65歳になった頃から、手足の動きがどんどん悪くなり
69歳でうまく歩くことが出来なくなりました。
心配した母が祖母を病院に連れて行き調べた結果、脊椎間狭窄症であることが判明。
そして、その手足の動きを改善するために脊椎間狭窄症の手術をしました。
でも手術後も、手術前に比べてそれほど手足の動きが良くならず、
どんどん祖母は元気がなくなり外出しなくなったんです。
心配した母はカラフルなおしゃれな杖を買ってきて、
祖母に杖を使って外出するように薦めたのですが、
祖母は杖に自分の全体重を掛けるのが怖いようで、とても使いずらいと言っていました。
そこで、母はいろいろ調べた中から祖母のために幸和製作所の
シルバーカー、ティコブナノンのネイビー色を購入。
この幸和製作所のシルバーカーを購入した決め手は、
母が言うにはデザインがとてもお洒落だったからだそうです。
そもそも祖母は昔のデザインのシルバーカーのイメージが強かったせいか、
自分が老人っぽく見られるのが嫌だからとシルバーカーを使うことをとても嫌がっていたんです。
でも、祖母は母に幸和製作所のシルバーカーのカタログ写真を見せてもらい、
シンプルでおしゃれ、しかも祖母が好きな青を基調にした色使いがとても気に入ったようです。
その後、幸和製作所のシルバーカーを購入し自宅に届きました。
このシルバーカーのブレーキが長いバーになっていて、両手でグッと握れるんですよね。
このブレーキのバーの部分を両手でしっかり握れるので、
握力の弱い祖母も確実にブレーキが掛けることが出来ました。
それに、前輪が360度スイスイ回転するので、方向転換もしやすいんです。
試しに今のフローリングで使ってみると、祖母もこれなら外出できそうととても使いやすそうです。
また、祖母はとても小柄なのですが、シルバーカーの押し手の高さが祖母の身長に合わせて調節できます。
ですから、祖母が一番楽な姿勢でシルバーカーを押すことが出来ます。
しかも前輪が360度回転する上に車輪が大きくしっかりした頑丈な作りなので、
少々の段差も難なく乗り越えることが出来るんです。
脊椎間狭窄症を患ってから、祖母はだんだん外出しなくなっていたので家族も心配していました。
この幸和製作所のシルバーカーを購入してからは、
祖母もみるみる明るくなって、歩いて10分ほどのスーパーに
ひとりで買い物にも行けるまでになりました。
やはり、ひとりで外出できることが、一番本人の励みになるんですよね。
先日、なかなか帰宅しない祖母のことが心配になって
迎えに行くと、シルバーカーの前面に付いている椅子に腰掛けて
近所の友達と笑顔で話をしていました。
手術してから、どんどん笑顔がなくなっていた
祖母の笑顔を久しぶりに見た気がして本当に嬉しかったです。
先週の休日に祖母を連れて、家族で信州の野沢温泉へ旅行に行こうということになりました。
車にシルバーカーも積んでいくことになったのですが、このシルバーカーは
ワンタッチで高さが約半分になるので、ステーションワゴンの荷台に、
家族のカバンと共に難なく積み込むことが出来ました。
それに旅行中は、野沢温泉の外湯を家族で歩き回ったのですが、
祖母はこのシルバーカーに付いているチャック式のポーチに
自分が必要なものを入れて、手ぶらで歩けるのでとても便利だったようです。
これまで、杖をついていたときは肩からカバンを斜めがけして
歩いていたので、よけいにバランスが取りずらく怖かったみたいですから。
その点シルバーカーなら、自分の荷物をポーチに入れることが出来るので
体が斜めに傾くことなく、バランス良く歩くことが出来ます。
このシルバーカーを買ってから、本当に祖母を連れて出歩く機会が増えました。
家族も祖母がどんどん元気になってくれて、笑顔が増えてきたことが何より嬉しいです。
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