高齢化社会の広まりとともに重要度を増しているのが、
歩行が困難な方の介助に用いられる車椅子です。
車いすを使えば、足腰の弱った方の移動を簡単に
サポートすることが可能になり、介助の大きな助けになってくれます。
最近では、病院や駅など大型の施設に備え付けの車椅子も用意されるようになり、
普段は使用していない方でも、施設内のちょっとした移動の際に用いられるケースが増えています。
今後ますます必要性が高まっていくことが予想される車椅子ですが、問題点が無いわけではありません。
一度でも使用した経験がある方ならばご存知だと思いますが、
既存の車椅子は見た目以上に重量があり、押して介助するのにもコツがいります。
不慣れな方が車椅子を押そうとすると、
うまく動かなかったり、坂や段差で制御が困難になってしまいます。
そんな時に力を発揮するのが、軽量車椅子です。
軽量車椅子はアルミなどの軽量の金属や樹脂を本体に使用することにより、
従来の車椅子よりも大幅な軽量化を実現しています。重量が軽くなることにより、
取り回しやすく、安全に操作ができる車椅子となっています。
使用者の安全性の向上と、介助者の負担軽減の2つのメリットがある軽量車椅子は、
今後の介助現場で主流になっていくことが予想されます。
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