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車椅子販売専門店が教える、購入前に知っておきたい車椅子の種類と選び方
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車椅子の種類や選び方-通販の車椅子卸センター

車椅子がほしいけど、
選び方が分からない。

車椅子には【自走式】【介助式】【室内用】などの様々な種類や機能、サイズがあります。
車椅子が欲しいけど、種類や選び方がわからない…とお困りのお客様に。
長年インターネットショップとして車椅子を販売させていただいている 車椅子卸センター だから出来る、お客様からのよくあるご質問やお困り事など、車椅子の選び方のアドバイスをさせていただきます。

利用者にも介助者様にも使いやすい、購入した後に後悔しない車椅子選びにお役立てください。

自走式車椅子-ハピネスの写真

介助式車椅子-ネクストコアの写真

簡易・携帯用車椅子-旅ぐるまの写真

ティルトリクライニング車椅子-BAL-13の写真

車椅子卸センターでは約400種類の新品・保証付きの車椅子を格安価格でご用意いたしております!車椅子の詳細についてわからない事があればお気軽にお問合せ下さいませ。

車椅子の種類って
どんなのがあるの?

車椅子の種類

車椅子の種類(自走介助兼用/自走式/介助式)

車椅子には種類があり、大きく【自走介助兼用車椅子】【自走式車椅子】【介助式車椅子】の3種類に分けられます。
一般的にイメージする車椅子は上記の様なシンプルな形が多く、個人使用はもちろん、病院や施設などでも最も多く利用されています。


便利機能や特長のある車椅子

便利機能や特長のある車椅子(簡易携帯用/ティルト・リクライニング/室内用)

その中でも使用用途に応じた便利な特徴を持つ車椅子が【簡易・携帯用車椅子】【ティルト・リクライニング車椅子】【室内用車椅子】などです。

便利機能や特長のある車椅子(簡易携帯用/ティルト・リクライニング/室内用)

その他にも、【多機能車椅子】【モジュール車椅子】【軽量車椅子】【電動車椅子】など様々な機能や特徴のある車椅子があります。

詳しくは下記で詳しくご説明いたします。
利用される方や使う場所などに応じて使いやすい車椅子をお選びください。

自走介助兼用車椅子(自走式車椅子)とは

自走介助兼用車椅子

自走介助兼用車椅子とは乗っている人が自身でこぐ事が可能で、介助ハンドルにブレーキ付が付いている最も一般的な車椅子です。

後輪タイヤが18~24インチと大きく、タイヤの横に取り付けられたハンドリムを自身で操作し移動出来ます。介助ブレーキがついておりますので坂道などでの介助時にブレーキ操作が出来るため安心です。

自走介助兼用車椅子は大きく分けると自走式車椅子に分類されますが、このカテゴリーでは自走が可能かつ、介助ハンドル部分に介助ブレーキのあるものを車椅子を選ぶ際に分かりやすいよう、自走介助兼用車椅子とお分けさせていただいております。

メーカーにより、自走型、自走用車いすなどの名称でも表記されています。

  

自走式車椅子とは

自走式車椅子

自走式車椅子とは、後輪タイヤが18~24インチと大きく、タイヤの横に取り付けられたハンドリムを自身でこいで移動出来る車椅子です。 このカテゴリーでは介助ブレーキの無い物を分類しています。

基本的には介助ハンドル(グリップ)があり、介助者が車椅子後方から押して移動が可能ですが、介助ブレーキがありませんので坂道などでの使用をおすすめいたしません。

介助ブレーキがない分、お値段がお安く、施設や室内などの平坦な場所での利用におすすめです。
また自走式車椅子にはスチール製の物が多く、丈夫な素材の代わりにデメリットとして重量が重くなりますので、車への積み込みなどで持ち上げる機会の多い方にはおすすめしません。

メーカーにより、自走型、自走用車いすの名称でも表記されています。

介助式車椅子とは

介助式車椅子

介助式車椅子は後輪タイヤが12~16インチと小さくハンドリムがないため車椅子に乗っている人が自身で移動操作ができない車椅子です。

定番の車輪サイズは前輪6インチ後輪16インチです。タイヤが小さい分車体が短く軽くなるため、車への積み込みや収納に適しています。
介助式車椅子はご利用者が自身で移動することがない時や外出時の使用などにおすすめです。

お選びの際は介助者が介助しやすいように、介助ブレーキの有無などをご確認ください。

メーカーにより、介助型、介助用車いすなどの名称でも表記されています。

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簡易・携帯用車椅子とは

簡易・携帯用車椅子

ちょっとした外出や通院に短時間使用したい際に最適な車椅子です。

持ち運びに特化し出来るだけ軽量で小さく作られた車椅子です。
基本的には長時間の使用には不向きですが、多くは小さく折りたたみも出来ますので家に備えておくにも邪魔になりません。
普段は使わないけど、いざという時のためや、旅行のお供などにおすすめです。

ティルト・リクライニング車椅子とは

ティルト・リクライニング車椅子

背もたれや座面がリクライニング可能な車椅子。

普通の車椅子よりお尻にかかる体圧を分散させ、リラックスして使用できます。

主には室内で使用される車椅子です。長時間車椅子で過ごす方。 体がずれてしまいやすく姿勢を維持することができない方、腰への負担を減らしたい方などにおすすめです。

ティルティング車椅子とリクライニング車椅子の違いについて詳しくは下記、「リクライニングとティルティングの違いは?」をご確認下さい。

室内用車椅子とは

室内用車椅子

主に室内での使用に最適な機能をもつ車椅子です。

大型の車椅子での室内移動は思いの外困難なものです。そんな狭い廊下でも動きやすいよう小回りが利くものや、スリムな車椅子を分類しております。

室内向け車椅子の中でも6輪車椅子は狭いところでも方向転換しやすく、室内で抜群の小回りを発揮します。 室内で利用される際には適切な車椅子ですので2~3cm程度の小さな段差の乗り越えは得意ですが、大きな段差の乗り越えが苦手な傾向にありますので、屋外での利用は不向きなことがあります。※商品に応じ特長は異なります。

コンパクト、スリムな車椅子は狭い場所で移動しやすく、屋内はもちろん屋外での使用でも大いに活躍します。室内、室外、使用用途や行き先などに応じて使い分けをすると便利です。

車椅子で通行できる幅

なお、国土交通省建築設計標準(平成28年度改正版)第2部 第4章 基本寸法等より、指定されている標準サイズの車椅子(全幅70cm以下、全長120cm以下)を使用した場合、車椅子で廊下などを通過するにあたり、【通過出来る寸法は約80cm】【通路を通行しやすい寸法120cm】程度とされています。(回転には更に幅が必要です。)

つまり自走式車椅子で狭い場所を通過するには、ハンドリムに添えた手の幅を考慮し【車椅子全幅+10cm以上】は必要ということになります。

多機能車椅子とは

多機能車椅子

定番の車椅子に近い見た目ですが、肘置き(アームサポート)が跳ね上がる物や、脚部スイング機能などがついており、ベッドなどへの移乗がしやすい車椅子です。
※イメージ写真では片側のみ跳ね上がっている物が多いですが、通常左右の跳ね上げが可能です。

詳しくは下記、「移乗しやすい車椅子とは」をご確認下さい。

モジュール車椅子とは

モジュール車椅子

モジュール車椅子は、車椅子の部品の組み換え、車輪位置の変更などを行い、 身体に合わせて各部サイズを調節できる機能のついた車椅子です。
変更できる箇所は座面幅、前座高、アーム高さ、介助ハンドルの高さと車椅子により異なります。

モジュール車椅子の利用目的は様々です。
実際に座ってみて使いやすい高さに調節したり、長年利用しているうちに変わってしまった体形に座幅を合わせたり、施設などで複数の方が乗られる場所で使う人に合わせたい際など、様々な状況へ対応出来ます。
なお、サイズの変更は工具1本で簡単に変更可能な物もございますが、知識や工具、別途部品などが必要な場合がございます。詳細は商品ページをご確認下さい。

※メーカーによりモジュラー車椅子の名称でも表記されています。

軽量車椅子とは

車椅子の中でも軽量な車椅子です。 フレームやタイヤの素材にこだわり、従来のスチール製車椅子と比較して劇的なまでに軽量化された車椅子です。

車椅子の重量について詳しくは下記、「車椅子の重量について」をご確認下さい。

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車椅子の重量って
どのくらいの重さ?

車椅子の重量について

軽量車椅子

昔ながらの車椅子の重さはスチール製が多く約15kg程度ありましたが、近年の車椅子の重さは約10kg~13kg程度の軽量車椅子が一般的です。

通常の機能がある車椅子で10kg以下の物を大まかに超軽量車椅子と分類しますが、フレーム素材、タイヤ、本体機能、製造メーカーと、様々な条件の違いがあるため、軽量車椅子を重量で線引きすることはできません。

車椅子は軽ければ軽いほど、持ち運びや車への積み込みの際の負担が軽減されます。また車椅子は利用者が乗って移動する際にも本体重量に利用者の体重をプラスした負荷がかかりますので、車椅子が軽量であればその分負担は軽くなります。

しかし、車椅子に座り続ける時間の長い利用者には体の負担を軽減するリクライニング機能が付いた物や、移乗の負担を軽減したい場合にはアームサポ―トが外せる多機能タイプなど、身体的な条件やご使用になる場所に適した機能が必要ですので、重量よりもご利用者に必要な機能を見極め、車椅子を選ぶことが大切です。

車椅子のタイヤって
どう選べばいいの?

車椅子のタイヤの種類

車椅子のノーパンクタイヤとは

ノーパンクタイヤは空気の代わりに樹脂が詰まっておりパンクの心配のないタイヤです。

エアタイヤより重く、またクッション性も劣りますが、空気入れなどのメンテナンスを行う必要がないため近年人気のタイヤです。

ノーパンクタイヤはメーカーによって素材もさまざまです。軽量化、クッション性の向上にむけて日々開発が進んでいます。

また、常用されず収納しておく事が多い場合にはノーパンクタイヤがおすすめです。エアタイヤを使用せずに放置すると一定箇所に負荷がかかり傷みやすくなってしまいます。

車椅子のエアタイヤとは

エアタイヤはタイヤ&チューブで構成されており、自転車と同じように定期的な空気補充が必要な昔ながらのタイヤです。

ノーパンクタイヤと比べ重量が軽くクッション性に優れているため、振動を抑えガタガタしづらく乗り心地が最良です。

長く座る方や、乗り心地を最優先させるなら、エアタイヤがおすすめです。

※タイヤにつきましては、メーカーにご用意がある場合にはタイヤ種類を変更することも可能ですので、ご希望の際は車椅子ご注文前にお問い合わせください。

エアタイヤ車椅子の空気の入れ方

エアタイヤの空気の入れ方は基本的には自転車と同じように空気入れを使って行います。

英式、仏式、米式のバルブがあり、各々に応じた空気入れのアダプタが必要になります。空気入れはホームセンターなどでもご購入いただけます。

タイヤの適正空気圧は、通常タイヤの側面に記載されています。空気入れに空気圧計がない場合には目安としてタイヤを手で押して、やや硬い(軟式野球ボール)程度に空気を入れてください。

ブレーキにより異なりますが、車椅子の多くはタイヤに押し付けて止めるタイプの物が多く、空気が抜けるとブレーキの効きが悪くなり大変危険です。
また空気が抜けたまま使用するとタイヤやチューブの傷みの原因となり、逆に入れすぎてしまうとパンクの恐れがありますので、定期的に適正空気圧に従った空気入れを行ってください。

車椅子の車輪サイズ

車椅子で最も定番となる車輪のサイズは、
自走式:前輪6インチ×後輪22インチ、介助式:前輪6インチ×16インチです。

高床の場合は大きめの24インチ、低床の場合は小さめの20インチ、など車椅子のサイズや特徴に応じてタイヤサイズは異なります。

車椅子は一般的に車輪が大きいほうがこぎやすく、段差は乗り越えやすくなりますが小回りやコンパクトさに欠けることとなります。

逆に車輪が小さくなるほど車輪にかかる負荷が大きくなり、移動に多少力が必要になることがありますが、小さければその分コンパクトで小回りが利き、持ち運びや収納に便利です。

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車椅子のフレームの
材質って?

アルミ製

現在、車椅子のフレームに使用されている素材で最も一般的なものがアルミ製車椅子です。

重量や強度、価格の面においてバランスのとれた材質となっており、利用者を問わず人気がある素材です。

スチール製

スチール製車椅子はアルミ製に比べて重量は重いですが、その分頑丈で比較的安価なのが特徴です。

昨今はアルミ製が主流となっているため、車椅子の種類としては多くありません。

介助ブレーキのない自走式に使用されることが多く、耐久性に優れているため、施設や病院で多く使われています。

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車椅子の座幅の
選び方は?

車椅子の座幅とは

一般的に車椅子の座面の横幅のことです。

標準的なサイズは座幅40cm前後とされています。


これは男女関係なく、車椅子に一般的に多いサイズとなっておりますので、ご購入の際は車椅子の利用者にあわせた座りやすいサイズをお選びください。

小さめの座幅が良い方には座幅38cm~のコンパクトタイプの車椅子
大きめの座幅が良い方には座幅43cm~のワイドタイプの車椅子もご用意しております。

車椅子の座幅の選び方イメージ

座幅の選び方

車椅子の座幅の選び方目安は、利用者が座ってお尻の幅+3~5cmのゆとり(介助者の両手がお尻とサイドガードの間に入る程度)とされています。左右2cm~程度の余裕の物をお選びください。

車椅子を選ぶ際に座幅の確認は大切です。広すぎると自走式の場合はハンドリムが遠くなり回しにくくなります。また、体が安定しない方の場合ぐらつき等が生じる可能性があります。
逆に狭すぎるとサイドガードに足が圧迫されてお怪我や車椅子の破損の原因が生じてしまいます。

病院や施設などでは少し大きめのサイズを置いてあることも多いようです。様々な利用者がご使用する場合には少し大きめの物をお選びいただくか、座幅の変更可能なモジュールタイプの車椅子もご検討下さい。

車椅子の前座高の
測り方って?

前座高とは

前座高とは床から車椅子の座面(前端)までの高さのことです。

高さは【中床(ちゅうしょう)】【低床(ていしょう)】【高床(こうしょう)】と分けられることもあり、定番の高さは43cm程(中床)とされていますが、使いやすいサイズはご利用者の足の長さや利用状況、また介助者様の身長などに応じて異なります。

前座高の選び方

前座高は利用者の膝下から床までの高さ+5~8cmを目安にお選びください。
なお、車椅子座面にクッションを引く場合は、座面高さ+クッションの厚みとなりますのでご注意ください。

足の長さに合わない前座高の車椅子を利用してしまうと、小柄な方の場合は足が地面に付かず、降りる際に車椅子ごと転倒してしまう恐れもございます。前座高は車椅子をお選びの際に特に確認したい項目のひとつです。

なお、足を床につけてこいで進みたい方には足が床につきやすいように、利用者の膝下から床までの高さ+0~2cm(床にかかとがつく高さ)を目安に少し低めの物をお選びください。

移乗性を考慮される場合は前座高を移譲先(ベッドなど)の高さに近づけると移乗しやすいですが、座面が高すぎるとご利用者が座る際に車椅子にぶつかりやすくなりますので注意が必要です。
逆に低すぎると立ち上がりがしづらくなってしまいますので、通常はご利用者の体に合わせたサイズの物をご使用ください。

車椅子の前座高の測り方

折りたたみ機能と
背折れの違いって?

車椅子の折りたたみとは

一般的に車椅子の座面を持って、上に引き上げるとコンパクトに折りたためる機能です。

横幅がスリムになりますので、収納や車への収納に便利です。

定番の形の車椅子のほとんどに備わる機能となりますが、一部分厚いクッションの付いたタイプものや、リクライニングタイプ、簡易タイプ等の折りたたみ方法は機種により異なります。

なお、車椅子が車のトランク等へ積めるかどうかは、お車のサイズにより異なります。

車椅子のページに記載の折りたたみサイズをご確認いただき、お車のサイズと比較してお確かめください。

車椅子の折りたたみ

車椅子の背折れとは

背もたれ部分が折りたためて高さを低くできる機能です。

車への積み込みをする時や小さく収納したい際などに便利です。
背もたれフレームのレバーによるワンタッチ操作で簡単に折りたたむことができ、アルミ製の車椅子のほどんとに搭載されています。

施設や病院などでは、頑丈な背折れ機能のない背固定タイプをご使用の場合も多くみられます。

基本的に車椅子は簡単に折りたためます。
まず、駐車ブレーキをかけ、フットプレート(足乗せ)を上方にあげ、次に背折れ機能のある車椅子は背折れ金具を前方に押しながら手押しハンドルを手前に倒し、背もたれを折りたたみます。
最後に、シートの前方と後方の中央部を同時に持ち上げる事で座面をたたみ、車椅子を折りたたむことが出来ます。

車椅子の背折れ

移乗しやすい
車椅子の機能って?

肘跳ね上げ機能の車椅子

肘跳ね上げ機能とはワンタッチでアームサポート(肘かけ部分)が後方に跳ね上がる機能です。

定番の肘固定式の車椅子の場合ですと、通常ベッドなどへの移乗の際に、介助者が一度利用者を前から抱きかかえて立ち上がる形などをとる必要がありますが、肘跳ね上げ式車椅子の場合はアームサポートが邪魔になりませんのでお尻をずらして横からの移乗が可能になります。

 
車椅子の跳ね上げ機能

機能によりアームサポートが取り外し可能な物や、座面の高さまで下がるタイプ(肘上下式)もありますが、いずれも移乗の際に邪魔になりにくい機能です。

※メーカーにより、ウイング(可動式)、アームサポート跳ね上げ式、などの名称でも表記されています。

脚部スイングアウト機能の車椅子

脚部スイングアウト機能とは、脚部を左右に開閉出来る機能です。

足元が邪魔にならず、移乗対象により近づける他、立ち上がりや移乗の際にとても便利です。

脚部を取り外すと足元のスペースが広くなるので、足こぎをされる方にもおすすめです。(※一部取り外せない物もございます。)

車椅子の跳ね上げ機能

上記のような、移乗に便利な肘置き部分の肘跳ね上げと脚部スイングアウト機能がセットになった車椅子を車椅子卸センターでは多機能タイプ車椅子と分類しています。

※肘跳ね上げ、脚部スイングアウトは多くはセットの機能ですが、時折どちらかのみ搭載の機種もありますので、商品ページ詳細をお確かめください。

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リクライニングと
ティルティングの違いは?

  • リクライニング

    リクライニング機能の車椅子イメージ

    リクライニング車椅子は背もたれの角度を変えることができる機能付き車椅子です。

    座面にかかる体圧を分散させ長時間の利用にもリラックスした姿勢が保てます。座面の角度は変わりませんので、利用者の体のズレやすべり座りに気を付ける必要があります。

  • ティルティング

    ティルト機能の車椅子イメージ

    ティルティング車椅子は姿勢を維持したまま、座面ごと車椅子の角度を変えることができる機能付き車椅子です。

    お尻にかかっていた圧力を背中でも受けられ体圧を分散します。身体のズレを防ぎながら座圧を変更したい方に。

  • ティルト&リクライニング

    ティルト&リクライニング機能の車椅子イメージ

    ティルティングとリクライニング一体型の車椅子です。

    自身で姿勢を変えることができない利用者にとって身体の負担を軽減し楽な姿勢を保てます。
    身体のズレを防いで、より安定した姿勢を保ちたい方へおすすめです。

車椅子上で過ごす時間の長い方はリクライニングやティルティング機能付き車椅子をご検討ください。背もたれの角度を変更することにより、座圧を軽減することが出来ます。

フルリクライニングタイプは簡易ストレッチャーとしてもご使用いただけます。

※メーカーによりティルトやチルトなどの名称でも表記されています。

脚部エレベーティング
ってどんな機能?

脚部エレベーティング機能とは

角度を調節することで、脚部をリフト出来る機能です。

骨折などでひざを曲げられない方や、脚部に拘縮、変形があり角度を固定する必要がある方など、足を伸ばし真っ直ぐにしておきたい場合に便利な機能です。

一部スイングアウト機能と組み合わせて装備されている機種もあります。

車椅子の脚部エレベーティング機能

車椅子にクッションは
必要ですか?

車椅子クッション

車椅子を利用するにあたって座面の座り心地の善し悪しはとても重要です。

折りたたみ構造のある車椅子の多くは、座面に布が貼ってあるだけのものが多く、長時間利用すると振動がお尻に伝わり当然疲れてしまいます。

車椅子用クッションは、体圧分散構造による疲れの軽減や床ずれ防止、姿勢や座位の保持を助けるものなど様々な商品があります。

座布団などで代用してしまうと体のずれや蒸れにより、褥瘡(床ずれ)等の原因となることがありますので十分にご注意下さい。

車椅子のクッション

車椅子に長時間座る場合は車椅子用の体圧分散クッションの使用をおすすめします。


※車椅子にクッションを使用される際はクッションの厚みに応じ前座高が高くなりますので、前座高はクッションの厚みを計算にいれてお選びください。

自動ブレーキ機能
ってどんな機能?

自動ブレーキ機能とは車椅子の座面から利用者が立ち上がった時に自動でブレーキがかかる機能のことです。
駐車ブレーキのかけ忘れによる利用者の転倒を未然に防ぎます。


ブレーキが固い、ブレーキ操作がわからないなどの理由などから、日頃からブレーキをかけないで立ち上がってしまう方も多く、安全のために施設などでの需要も多い機能です。

メーカーにより、ノンバックブレーキシステム 自動ブレーキ装置付き車椅子などの名称でも表記されています。

防災用におすすめの
車椅子ってありますか?

防災用に置く車椅子は備える場所で検討されることをおすすめいたします。
車輪の大きな自走式にするか、小さな介助式にするか悩んだ際に、自走式のメリットは、車輪が大きいため段差や瓦礫などの細かな物を乗り越えやすく、ひとこぎで前に進みやすいことです。
デメリットとしては介助式と比較し全幅が広いため、使用する場所によっては小回りが利かず、通れない場所がある可能性があります。

介助式はその逆となり、介助者が押す際に多少の力が必要とされますが、全幅が狭く細い通路も通りやすくなりますので、広い場所での使用には自走式、狭い場所であれば介助式が適しています。

なお、広い場所であればストレッチャー代わりにもご使用いただけるフルリクライニング車椅子などもご検討ください。
タイヤはエアタイヤの場合、定期的な空気入れが必要になりますので、普段使わない場合にはノーパンクタイヤの物をおすすめいたします。

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車椅子を買うときに
注意したいことって?

車椅子を購入後のお問合せ例

「車椅子の種類を間違って購入してしまった。」「思っていた物と違った。」など、
お客様から介護用品卸センターで実際にいただいたご相談の一例を注意点としてご紹介します。
車椅子を購入する前にぜひ今一度、ご確認下さい。

「自走式と介助式を間違って購入してしまった。」

意外と多い間違いです。自走式と介助式で同じ型番の車椅子もございますのでご購入前に今一度ご確認をお願いします。後輪車輪はサイズだけではなく、ハンドリムが付いているかどうかによって利用者が漕ぐ事が出来るかどうか異なりますのでご注意ください。

「重量が重すぎて介助者が持ち上げることが出来ない。」

車椅子は軽めの物でも平均して約10~14kgほどの重さがあります。12kgですと、2Lのペットボトル6本分程度です。
介助者が持ち上げられるかどうかを今一度お確かめ下さい。お水に比べて車椅子は多少形状が持ちやすくはありますが、超軽量タイプでも10kg弱程度の重さがあります。

「思ったより大きくて廊下を通れなかった。」

車椅子の全幅では通れる計算であっても、実際に自走する際は車輪の外に両手が入る隙間を計算するのを忘れがちです。
キャスター付きの椅子などがあれば一度室内を押して移動していただき、車椅子の幅をイメージしてみることをおすすめいたします。
なお、商品のサイズは生産時期や品質改良などにより多少大きさが異なることもございますので、サイズには余裕を持ってお買い求めください。

「座幅が狭すぎて座れない。」

身長や体重だけでは、個人差のある体に合う車椅子を見つけるのは困難です。
また座幅などをはじめ車椅子の測り方は商品に応じ異なることがあります。(測る場所がパイプ」外側か内側かなど多少の誤差があります。)
体に合わない座幅を選んでしまうと「サイドガードに太ももが当たって窮屈」などの問題が生じます。
廊下の幅などに合わせてしまい、体にギリギリのサイズの車椅子を選ばないよう、お気をつけください。

「前座高が高すぎて足が地面につかない。」

身長や足の長さは人それぞれです。小柄な方が中床または高床タイプの車椅子を使用すると足がフットサポートや地面につかない事があります。
足の長さに対して前座高が高すぎる車椅子を利用していると乗り降りの際にバランスを崩した車椅子が前方に傾いて、ヒヤリハットや転倒の恐れにつながってしまいます。
特別な理由がない場合は、足が地面につく丁度いい高さの車椅子をお選びいただく事をおすすめします。

「施設から移乗機能(肘跳ね上げ機能や脚部スイングアウト機能)が必要だったと言われた。」

「病院や施設などで借りていた車椅子は足が開く機能(脚部スイングアウト)がついていたので、 どの車椅子でもついている機能だと思っていた。」
時折いただくご相談です。車椅子の機能につきましては車椅子によって様々です。
借りている車椅子にどんな機能が付いているかをぜひ一度確認されてみてください。 気に入った車椅子があれば、同じ型番の物をお調べすることも可能ですので、品番やメーカーをお控えの上お気軽にご相談ください。
なお、同じ型番の車椅子でもオプションの取付や、タイヤの変更などをされている場合がありますのでご注意下さい。

「車のトランクに入らなかった。」

車椅子を任意の場所に収納するためには、収納したい場所の大きさに、車椅子の最小(折りたたみ)サイズが入るかどうかをお確かめください。
タクシーなどの場合も、ご利用される会社の所有されている車の種類により収納可能な大きさは異なります。
※商品のサイズは生産時期や品質改良などにより多少大きさが異なることもございますので、サイズには余裕を持ってご検討ください。

「介助ブレーキが付いていなかった。」

外出で多く使う際や、坂道などでのご利用には介助ブレーキがついているものが安全です。
スチール製のリーズナブルなタイプや、リクライングの車椅子などには介助ブレーキがないものも多くございますので、 お確かめの上、お買い求め下さいますようお願いいたします。

車椅子購入前の最終チェックポイント
  • 自走式と介助式は間違っていませんか?介助ブレーキはついていますか?
  • 前座高は足がきちんと地面につく高さですか?クッションの厚みを計算しましたか?
  • 座幅は測りましたか?お尻の幅+3~5cmのゆとりがありますか?
  • 重量は確認しましたか?介助者が持ち上げることが出来ますか?
  • 車椅子の全幅は確認しましたか?室内の一番狭い場所を通ることが可能ですか?
  • タイヤはエアタイヤ、ノーパンクタイヤの確認はしましたか?
  • アームサポートや脚部に移乗機能は必要ありませんか?
  • その他、ご利用者に必要な機能はありませんか?

このように車椅子にはご利用者と介助者様に必要な様々な機能があります。
車椅子が利用者の体に合うか心配な場合は、【車椅子 常設展示場】【福祉機器展】などでお調べいただき、 お近くにある場合は実際に商品をお確かめ頂いたり、まずはレンタルで試してみるのもおすすめです。

また掛かりつけのお医者様や、ご利用の施設などにもご相談いただき、ご利用者の身体や利用場所に適した車椅子をお選び頂けましたら幸いです。

初めての使用におすすめの基本的な車椅子

車椅子卸センターでは国内メーカーの新品車椅子を激安価格でお買い求めいただけます。
メーカー直送のため、通常送料無料でお届けします。(北海道・沖縄・離島は一部商品除き別途)
モールなどでも大人気の車椅子をお安く保証付きで購入するなら車椅子卸センターへご相談ください。

下記商品は2万円前後でご購入いただける人気の定番車椅子です。ぜひ詳細をご確認くださいませ。

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