どんなに便利な車椅子でも、それが体に合ったものでなければ意味がありません。
今はインターネットでいくらでも質の良い車椅子を買うことができる様になっていますが、
せめて最初に購入する車椅子は「実際に座って、使い心地を調べてから購入する」ということをお勧めします。
例えば、車椅子に座った時に足が床につくかどうかは必ずチェックしておきたいポイント。
立ち上がるとき、足を伸ばして立ち上がるような車椅子だと、どうしても体に負担がかかります。
足を延ばして下に着けるには、腰を移動しなければならないからです。
だから、足がきちんと床につくかどうかを考えて車椅子を選んでください。
特に、小柄な人だと車椅子も小さいものじゃないと「足が床につかない」などということになってしまいがち。
足を床につけることができて、立ち上がるときにあまり動作が必要ないようなものだと体に負担もかかりませんし、生活をするにも楽です。
ぜひ、こういった点にも注目しながら室内用車椅子を選んでみて下さい。
乗る方にとって質のいい車椅子であることはもちろん大事ですが、
そればかりではなく「介護する側にとっても使いやすく、介助しやすいもの」であることが大事です。
お風呂に入れるときやベッドに移動させるときなど、介助者にとって車椅子が妨げにならないような機能であることは本当に重要です。
介護される側はもちろん、介護する側にとって「楽に介護をすることができる車椅子かどうか」を考える必要がありますので、
「介護される側・する側両方にとって使いやすいものであるかどうか」を考えてみて下さい。
© 2013-2023 Next care innovation Co., Ltd.