室内用車いすには電動車いすで移動する手段があります。
作業がスムーズに行える、小回りがきくことで
部屋間の行き来がしやすいようにする、
そして上記のような不便さを解消するために
座面が最高810cmまで上昇できるタイプのものまであり、
車いす利用者の生活を便利にさせる様々な工夫がなされています。
また、スタンドアップ車いすのような特殊な車いすと同じように、
上半身が上片まで届く範囲を拡大する機能がついており、
作業範囲を大幅に高めたりするなどもあります。
速度は、人の歩行速度がおよそ4,5kmとされていたので それに合わせた速度としていましたが、基準の改正により最高速度は6kmとなっています。
これは、車いす利用者にとって移動時間の短縮につながり、 大変実用的となりました。
しかし、速度が速くなるということは、 急発進や急停止の衝撃、または衝突時の危険が大きくなるためむやみやたらと使えるわけではありません。
今までは操作方法に対しての指導があまりきちんとなされておりませんでしたが、そういった背景から操作訓練の教育の必要性がクローズアップされてきたといえます。
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