車椅子の座面は多くはナイロン製の布で出来ています。
そして、若干たゆみがありお尻が引っ張られ、車椅子に座る姿勢は臀部に圧力が集中する為、
褥瘡(床ずれ)の症状が出てしまう場合があります。
クッションの選び方は除圧能力の高いシートや座面が望まれます。
褥瘡(床ずれは)、皮膚に十分な栄養が行き渡らなくなる事も一つの原因です。
毛細血管から栄養を受けて代謝を営んでいますが、
シートの圧力によって代謝が妨げられ、血行が悪くなると
その部分に代謝障害が生じてしまいます。
そこで、クッションのの選ぶポイントは、以下3点と言われています。
・除圧能力の高いもの
・姿勢保持がしっかりできるもの
・左右の安定性の高いもの
自走式車椅子に使用する場合は上体全体の動作があるので、上体が動いても臀部がしっかりと支えられる事も必要です。
素材は
・ゲル素材
・ウレタン素材
・エアー充填
と、その他様々なものがありますが、やはり、それぞれ良い点と向かない点があります。
どのような用途で使うのか、またはどんな形状がいいのかサイズなども、
クッションにより特徴が違います。体・症状・利用状況に合わせて選びましょう。
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