車いすのクッションの役割や種類についてご案内したいと思います。
そもそも車いすに座った状態で体重の大部分は座面にて支えていますが、
体圧を分散させるためには接触している面をできるだけ広くしてあげることが望ましいです。
そうすることにより痛みの軽減などにもつながります。
いろいろな種類の素材がありますが、各種類の特徴については以下の通りです。
・ウレタンフォーム
他の素材に比べ比較的安価で、加工しやすい。
また硬さや厚みなどを自由に変えられる。
水分や直射日光(紫外線)に弱い。
馴染みのある低反発クッションも実はウレタンフォームの一種にあたります。
・ゲル(ジェル)
衝撃吸収性にとても優れている。
また材質変化が起きにくく、長期使用しても効果が持続します。
通気性に関しては少し難あり。
・空気(エア)
空気量の違いによって影響するものが大きい。
長い期間にわたり使用するのであれば、定期的な空気量のチェックが必要不可欠となってきます。
体圧分散性で優れている順に並べるなら空気、ゲル、ウレタンフォームの順になります。
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