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車椅子メーカー松永製作所様スペシャル対談|車いすにまつわる話【格安通販の車椅子卸センター】

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福祉用具製造・販売業の介護福祉観

福祉用具製造・販売業の介護福祉観

(株式会社ネクストケア・イノベーション社内報1月号より抜粋)

今回は、岐阜県養老郡の医療・福祉用具製造販売をされています大手車椅子メーカーの株式会社松永製作所 松永紀之社長をお招きして、「福祉用具製造・販売業の介護福祉観」のテーマで行われた当社代表渡部とのスペシャル対談の模様をお届けします!

どんなビジネスや商品であっても最後人であり、最後はサービス業

渡部:福祉用具製造・販売側から見て、介護福祉についてどのように思われますか?

松永様と渡部社長

松永社長:本当にこの10年ですね。
介護保険の導入前、ありとあらゆるメディアがこの介護業界に注目されてその頃新しいメーカーさんもたくさんできたのですが、3年続いたところがほとんどなくて。

結局4年目5年目くらいからはその前からやっているところが残ったという形です。
大手量販店では福祉用具の販売に力をいれられていましたが、今ではそのような話もあまり聞きませんね。

渡部:人ありきのビジネスですからね。
私は、この業界全体を見ると『受け身』であると感じています。

我々は『サービス業』として強く捉えていますので社員には、“どんなビジネスや商品であっても最後は人であり、最後はサービス業である”と教えています。

例えるならば「どこのメーカー」のものが良いということではなく、「あなたにお願いしたい、あなたからサービスを受けたい」ということだと私は考え、そこはしっかりやるように日々勉強してるところです。

ボランティアというのは“自分のできる範囲で精一杯やる事”
仕事とは“ご利用者様の希望を、頂いたお金以上にお答えする事”

松永 紀之社長 (株式会社 松永製作所)

松永 紀之社長 (株式会社 松永製作所)

岐阜県養老郡養老町にて昭和49年1月より車椅子製造販売、リハビリテーション機器製造販売、医療機器製造販売、歩行器、杖製造販売、その他、スチール、ステンレス、チタン、軽金属製品の製造販売を行っている大手医療福祉メーカー。

松永社長:そこは渡部さんのおっしゃるとおりで、私もそのまま同じように思っています。

会社説明会で学生さん達に説明する際は言うんです。
「福祉業界であるとは言うけれどもうちは違うんだ」と。
“人の役に立ちたい”というボランティア精神なのかもしれないけれども、私の思うボランティアというのは“自分のできる範囲で精一杯やること”です。
我々は製造業です。
製造業=商売です。
商売とは“お客様の利益を最大限追及する”。商売として当たり前のことです。
それが、たまたまお年寄りの方だったり障害をお持ち方のためだったりしていますが、その方々のために最大限利益が出るようにお金をもらってやらせて頂いています。
そうであれば自分が一生懸命やったからって自己満足するのではなく、お客様が「こういうサービスを受けたい」「これが欲しい」という希望に対して答えないといけない。

渡部 雅孝社長 (株式会社 ネクスト)

渡部 雅孝 (株式会社 ネクスト代表取締役)

自動車事業を始め通信事業、介護福祉事業を設立。多くの商品をお届けすること=「人と人との絆がまた一歩深まる」と信じ、自社店舗での介護用品販売はもちろん、展示スペースを設け、一人でも多くのお客様に触れていただく環境づくりを行なっている。


松永社長:おそらく100人のご利用者様がいらっしゃれば100通りの希望があって、それを頂いたお金以上にお答えすることが仕事だと考えております。

ただやはり福祉というところでいくと、おっしゃる通り残念ながらまだ『受け身』であるという現状がありますね。
ユーザー、介護保険にしろ、ご利用者様と契約しているはずなのに、いつのまにかケアマネさんと契約している現状にあったり、いつのまにか福祉用具専門相談員も配達要員となってしまっている。

渡部:例えば、古くからされている介護福祉施設の会社様から「昔は何もしなくても向こうから頼まれてきたが最近は少なくなっている」という話を伺ったことがあるのですが、人の態度だったり衛生管理・整理整頓度合いだったりで、自分の家族に利用させたいかどうかは決まってきますよね。

もうやっぱり最後は人であるかなと思います。

松永製作所があってよかったと言われる存在でありたいと共に、今日のご飯を食べていかないといけない。
どうやってバランスをとっていくかが大事。

松永社長:御社の通信事業にしろ自動車関連の事業にしろ、本当にユーザー様向けのお仕事をやられてる方ってそこの感覚がすごく優れてらっしゃると思いますし、ユーザー様を大切にする業者がこれから先、私どもにとっては一番必要な存在であると感じています。

我々もそれはずっと目指していて、絶対、親方日の丸的な商売はやめような、もしくはそんな所で売ってほしくない。
“今日の売上が上がればそれで良し”は絶対やめような、かたや福祉で世の中を良くしていかないといけない。
自分たちが世の中に存在してよかったと言っていただけるような存在でありたいと共に、今日のご飯を食べていかないといけない。

松永様と渡部社長2
それをどうやってバランスをとっていくかが大事だし、それにはやはり人だっていうことなのは変わらないと思います。

渡部:今後ともぜひ宜しくお願い致します。
一生懸命頑張ります。本当にありがとうございました。

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