車椅子メーカーMikiは、昭和40年に株式会社三貴工業所として設立されました。
同年には試作車1号を完成させ、昭和42年に改良型を10台完成させる事に成功します。
昭和45年から量産体制に入り、車椅子メーカーとして本格的にスタートしました。
そして平成6年に車椅子の卸販売部門として独立、株式会社Mikiが設立されました。
そして平成11年に本社工場がSG認定を取得します。
SG認定というのは言わば安全を保証するブランド価値を付加するようなものだと考えてください。
SG認定された製品にはSGマークというものが付き、
通産産業省の特別認可法人として設立された製品安全協会が、SGマーク製品の安全性を保証してくれます。
さらに平成16年にはISO9001を取得します。
そして同年、東京、仙台、大阪、名古屋、福岡の営業所5箇所を開設し、会社は徐々に拡大していきます。
平成17年に今度はISO13485を取得、こちらは医療機器としての品質を保証する国際規格になり、
車椅子メーカとしての認知度も上げていきます。
現在は海外にも支店を増やしていて、国際的な車椅子メーカーとして知られています。
Mikiのスローガンは、車椅子は移動の手段であると同時に、
「心地よい乗り物」でなければならないとしていて、
車椅子利用者と介助者にとって最高レベルの快適性とは何かと考え、
その向上に繋がるつねに新たな技術開発に力を入れ、
日々、世界のお客様から愛される世界水準の品質の車椅子の開発をされています。
また車椅子の軽量設計に特に力を入れています。
オリジナルパーツである、ビッグノーズパーツと呼ばれるパーツや、
二重パイプの強度をアップさせ軽量化も両立する栓溶接という技術が特徴です。
MiKiのSKITシリーズなどは、従来の車椅子の約半分のサイズで収納ができる、
スリムさを実現し、日本の狭い室内などでも通りやすく大変人気の商品です。
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