車イスというとずっと使うものというイメージがありがちですが実際はそうではありません。
介助式車イスを利用するのであれば、「必要なシーンだけ利用する」という選択も大いにあります。
通常は歩いていけるところでも旅行などでたくさん歩くには心配、という方の備えとしてはもちろんのことですが、
生活の中で、「どうしてもここは車イスを使いたい」というところもありますよね。
そういう時だけ、車イスを使うというのはどうでしょうか。
また、よく言われるのが「お風呂」の問題だと思います。
お風呂というのは滑りやすく、高齢者が事故にあいやすい場所のひとつです。
高齢者が転ぶと骨折しやすく、また骨折をした部分が治りにくいという問題点がありますよね。
完全に治りきらず、引きずってしまう人も多いと言われています。
お風呂のときだけシャワー用の介助式車イスを使うというのはいかがでしょう?
最近では介護の現場や自宅でもどこでも快適に生活の支えとなるよう、
お風呂専用の「濡れてもいいシャワー用車イス」というものも開発されています。
この車イスは、金属部分がさびにくく作られていたり、椅子部分や背もたれがプラスチックでできています。
このプラスチックは取り外すことができ、洗うことができるので清潔さを保つことが可能です。
お手入れが簡単なところも、介助者の負担を軽減することに役立っています。(※車椅子により機能は異なります)
「普段の生活は歩いているけれど、
お風呂のときだけは安全性を重視したい」という時に、この車イスはとてもオススメです。
介助者も、椅子に座らせながらシャワーができるので楽に作業ができるのが良いですね。
この様に「場面に応じて車イスを使う」ということも大事なことです。
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