スチール製車椅子というと、ピンと来ないかもしれません。
病院で見る車椅子と言えば、何となく想像がつくのではないでしょうか。
基本的に入院時に病院内で支給されているやスーパーの備品など、
いわゆる自走式の普通の車椅子にスチール車椅子が多く採用されています。
背折れ機能等、余計な機能がついていないことが多いタイプのため、
壊れにくくリーズナブルで、施設貸し出し等の定番となっています。
この介助者用のブレーキの付いていない自走専用タイプの車椅子で
おそらく一番数が多いのがこのスチール車椅子ではないかと思います。
まず私の思うメリットとしては、特徴としてはスチール(鋼)製品なので重量は重めです。
大体15~20kg程度ほどあります。重いのはデメリットと捉えられがちですが、逆に言えば安定性があるということです。
強風の外出時等にも向いています。そして強度も抜群で、多少の衝撃で壊れる事は無いと言っていいくらいに頑丈です。
スチール製車椅子は、壁にぶつけたくらいで曲がる事などほぼありませんので、乗り始めの練習にも適しています。
さらに対過重性能にも優れていて、大体のスチール製車椅子は100kgまで耐えられます。
そして何と言っても特筆すべきメリットはその値段の安さと見つけやすさです。
1万円台で買えることも珍しくありませんし、他の車椅子に比べて圧倒的な安さです。
事故等での一時的な利用の場合には、脚部をエレベーティングしておく特殊な機能が必要などなければ迷わずこのタイプがお勧めです。
そしてノーマルタイプの強みで、ネットはもちろん、ホームセンターなどにも売っているようです。
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