車いすに乗ってみるとわかることだと思いますが、
車いすに座ってテーブルへ向かう際のテーブルの高さと、
車いすのアームレストの高さの関係についてです。
車椅子の高さによってはアームレスト(肘掛)がテーブルの
天板にぶつかってテーブルの下に車いすが入らず、
テーブルまで体が届かない場合が多々あります。
その際、モジュールタイプや跳ね上げ式の車いすだと、
アームレストを下げたり、跳ね上げたりすることで
テーブルへ身体を近づけることができますが、
跳ね上げ機能がない場合、車いすに乗ったまま机につくことはなかなか難しいことです。
車いす用のテーブルを新調し解決する方法も有りますが、
テーブルの天板が高くなってしまい、作業や食事がしにくくなると思います。
車いすのアームレストの中には[デスク型]というものがあります。
アームレストの前方が下がっているので、
テーブルの奥まで車いすを置くことができますし、
高さが一低くなっていますので、
利用者がつかまり立ちやすくなる場合も多いようです。
この形であれば机の高さ、座高の高さも問題なく作業を行うことができます。
他にも、メーカーによってはオプションとして
天板を調節する事ができるテーブルも販売されています。
天板を下げるときはダンパーの動きでゆっくり下がるので指を挟む心配もありません。
たくさんの人とお食事をする・作業をすることで、心も身体も充実します。テーブル選びも大切かもしれません。
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