

自走介助用車椅子(兼用型)は、その優れた仕様として「コンパクトであること」や「軽さ」というメリットが強調されていることがとても多いです。
たとえば、足を置く「フットステップ」の位置や角度をガラリと変えたり、取り外したりできるようにすることで、より小さく折りたためるような画期的な工夫が施されています。
これは、車椅子を軽自動車などの限られたトランクスペースにもスムーズに積めるようにしたい、という使う人の切実な思いから生まれた手段のひとつです。さらに、女性の介助者様でも無理なく持ち上げて楽に運べるようにと、メーカー各社が軽量化のための試行錯誤を重ねてお互いに技術を競い合っています。

普段のちょっとしたお買い物は徒歩で行くことができても、いざ旅行や遠出となると長い距離を歩くのは難しい……というご高齢の方はたくさんいらっしゃいます。
そのように「お出かけや旅行の時だけ、一時的に車椅子を使いたい」というお出かけスタイルの場合、車にサッと積んで出先でパッと広げられる、小さくコンパクトに折りたためる軽い車椅子であることが絶対条件になります。
特に、現在の日本の介護環境では、介助を担う方が女性であるケースが非常に多いため、「女性の力でも簡単に折りたためて、ヒョイと持ち上げられる」というスマートな設計は、日々の移動を楽しくするための非常に重要な要素となっているのです。また、最近では狭い廊下でもその場で360度クルリと回れる「6輪タイプ」なども登場し、日本の住宅事情に合わせたスリム化がどんどん進んでいます。

ご利用者様が自分で漕ぐことだけを目的とした自走専用式の場合は、「乗る人にとっての心地よさ」のみを追求しがちですが、自走介助用(兼用)車椅子の場合は、「介助をする人にとっても扱いやすい車椅子であること」が同じくらい大切にされています。
どうしてこのような進化や試行錯誤がされているのかは、実際の介護や移動の場面を思い浮かべるとよく分かるはずです。
兼用型の車椅子は、乗る方の「自分で動きたい」というリハビリ意欲を支えつつ、後ろから押す方の「少しでも負担を減らしたい」という思いの双方をしっかりと受け止めるために、今日も日々進化を続けています。
最近の車椅子はコンパクト化が目覚ましく、家が狭いからと諦める必要は全くありません!ただ、本当にお家の廊下や車のトランクに収まるかどうかは環境によってバラバラですので、ご購入前にまずは各商品ページの一番下にある【詳細サイズ表(折りたたみ寸法や全幅)】をお客様ご自身の手でしっかり確認し、お使いの場所と照らし合わせて考えてみてくださいね。
また、車椅子の「軽さ」や「コンパクトさ」ばかりを重視しすぎると、ご利用者様の体型やお体の状態(姿勢を保つ筋力など)によっては、かえって座りにくくなってしまうケースもあります。お体の状態に合うか不安な場合や、特定の持病をお持ちの場合は、まずはリハビリの先生やかかりつけのお医者様、または担当のケアマネジャー様によく相談し、どのような機能が必要かアドバイスをもらってみるのも失敗しない大切なポイントです。ぜひページ内の詳細な寸法イラストを参考にしながら、ご家族みんなが一番ラクに使える最高の一台をじっくり見つけてみてください!
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