車椅子の中でも使いやすい機能を持っているのが、
スイングアウト車椅子です。
これは幾つかの部分が動くように設計されており、
乗り降りがとても楽な設定となっています。
どの部分が動くのかは車椅子によって異なりますが、
従来の車椅子以上に乗りやすい設定となっています。
そのため車椅子を長年愛用する方は、
スイングアウト型を利用していることも多くなっています。
スイングアウト型は、基本的には2種類に分かれることが多くなっています。
脚部の部分が動くように設計されているものと、
肘部分を跳ね上げるような形でスイングアウトするタイプの2つです。
肘部分については、肘跳ね上げ式の車椅子と同じ機能を持っていることが多いので、
今回は脚部スイングアウト車椅子について説明します。
脚部を自由に動かすことができるという点が、
スイングアウト車椅子の特徴となっています。
これによって足の部分を仕舞うということが可能となり、
狭い通路に入りやすいメリットを持っています。
室内では様々な部分で車椅子の影響が出てしまうのですが、
スイングアウト車椅子であれば楽々と進むことができるのです。
車椅子の中に脚部を仕舞うことをスイングインと呼ぶのですが、
こうした機能を利用することによって、更に狭い部分にも入っていくことができます。
これは360度回転することができる部品によって実現している物で、
今までにない動きも可能になりました。
これがスイングアウト車椅子の良さだと思います。
脚部の足のせ部分をしまうことになりますので、
乗車させたまま介助者が押して進むのは危険です。
必ず車椅子に乗る人がいない際や、足で床を踏んで進む足漕ぎなどでご使用ください。
ちなみに肘の跳ね上げと一緒に搭載されていることが多く、
色んなところを動かせる車椅子としても知られています。
あらゆる場所を動かすことによって、乗りやすい車椅子を実現することができました。
今まで乗りにくい動かしにくいといった声が多数聞かれた車椅子ですが、
スイングアウトと跳ね上げによって乗りやすいものに変わってきています。
また折りたたみの機能も搭載されていることが多く、凄く小さい形に仕舞うこともできます。
スイングアウトによって中まで仕舞えるように設定されていますから、
今まで以上にスペースを取らない状態まで折りたたむことができるのです。
こうした部分も人気の1つとなっており、現在注目を集めているのです。
これからは車椅子も乗り降りが楽になって、
なお且つ助けも無く乗れるような物を目指していくと思います。
スイングアウト車椅子はその一環として作られている物で、
自分の力で乗ることができるという点が魅力的です。
本当に椅子のような感じで座り、
後は脚部を出して通常の車椅子に戻すだけです。
手間もかからないので使いやすいと思います。
こうした車椅子がもっと普及して、介助者だけでなく
介護されている方も安心できる環境になってくれるといいですね。
スイングアウト車椅子ですと、車椅子に乗るための負担が軽減される
ことになりますから、車椅子に乗せる負担は減少します。
乗る所まで介助しなければならないということがないということが、
この車椅子には言えると思います。
そのため利用している方もかなり多く、
介護現場でも積極的に採用されている車椅子です。
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