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車イス体験から考える住みよい地域|車いすにまつわる話【格安通販の車椅子卸センター】

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車イス体験から考える住みよい地域

車椅子のまつわる話のタイトルイメージ

車イスの体験授業

学校の画像

最近は学校や企業で車イス体験をするところも多いようです。
この取り組みの目的は、車椅子を使って街に出たり生活をしたりすることによって、 どのようなことに困っているかということを知ることにあります。
普段何気なく使用している場所に行き、実際に車椅子を使って見ること、 それを知ることによって、車椅子を使っている人の気持ちに寄り添い、
思いやりの心を持つことができるように促しているのだと思います。

車椅子利用者の苦労を知ること

駅のイメージ

車椅子体験をしてみて感じることは まず、「とても大変だ」ということに尽きると思います。
街の中にはたくさんの段差があります。
健常者であれば何も感じないような 少しの段差や斜面であっても進むのに苦労しますし、 広いビルや駅などで混雑している中、 エレベーターを探すのにも一苦労だったりしますね。
さらには、女性であればおしゃれを楽しみたいと思いますが、 車イスを操作するうえで長袖の袖元が汚れたり破れたりしてしまい、 お気に入りの洋服を傷めてしまうこともあるかもしれません。

車椅子にとってのバリアフリーとは

バリアフリーのイメージ

最近は街のあらゆるところにスロープがつけられていますし、 ユニバーサルデザインという言葉も身近に感じられるようになったと思いますが、 多くの人たちが集まる場所(たとえば、ショッピングモール等)には、 バリアフリー機能を重視したつくりにしなければいけないことが 法律で定められているのです。
そのために少しは車椅子でも過ごしやすい街になりましたが、 それでもやはり大変なこともあるのは事実です。 健常者目線の形だけのバリアフリーでは到底真のバリアフリーとは言えないでしょう。 設計する人も一度車椅子で実際にその場所に入ることが出来るかどうか、 スロープを上ることが出来るのかどうか、一度実体験してみていただきたいと思うばかりです。

ともに暮らす仲間

バスケットボールのイメージ

ところで、このような車椅子体験授業を通して、「車椅子を使っている人はかわいそうだから、 親切にしてあげよう」という思想を持つ人もいます。 もちろん、純粋な子ども達であればかわいそうな人という 気持ちを持ってしまうことは自然な流れなのかもしれませんね。 しかし、そんなときに視野をひろげてもらいたいと思うのです。
今は、車椅子に乗っていても社会の中で活躍している方たちはたくさんいます。
車イスを上手に操って一流スポーツ選手として輝いている方も多くいらっしゃいます。 車イスに乗っているからといって、かわいそうで同情するべき対象ではなくて、 ともに社会の中で暮らす仲間としてとらえることができるようになるのが理想だと思うのです。 また、今後は高齢化に伴い、車椅子の利用者は増えゆく一方でしょう。 今はやはり利用している人がいるとつい気になってしまいがちですが、 今後は当たり前の光景に成りゆくことと思います。

車椅子体験内容をみなおす

車椅子を介助するイメージ

そのためには、車イス体験の形にももう少し配慮が必要だと思います。 体験は健常者だけで行うのではなくて、実際に車椅子を使って生活している方にも付き合っていただき、 器用に操作する様子等の前向きな姿も同時に知るべきではないのかなと思うのです。
当事者がいないところで勝手に話し合いをしたり体験をするというのは、 考えてみるととてもおかしなことです。
次に、車椅子を使うということは自分には全く関係のない 別の世界の話しだと思っている方は多いのではないでしょうか。

みんなが同じ目線で

手のイメージ

しかしながら、だれもが車椅子を使った生活になる可能性はあります。 たとえば、通勤や通学途中に交通事故にあう可能性は誰もが持っています。 病気によって車イスが必要になるかもしれません。 明日は我が身、という可能性もあります。 また家族や祖父母が足が悪くなる可能性は大いにありえるでしょう。
障害を持っている人が暮らしやすい地域は、 すなわち健常者にとっても暮らしやすい地域といえるでしょうから、 誰もが同じ目線で手を取りあえる温かい街を作っていきたいものですね。

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