腰と両足骨折での車いす生活|車いすにまつわる話【格安通販の車椅子卸センター】

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腰と両足骨折での車いす生活

車椅子のまつわる話のタイトルイメージ

両足と腰の骨折

車椅子に座る人と看護師さん

入院生活の長く暗いトンネルの中にいる時、ふとしたお散歩の時間こそが唯一の光のように感じることがあります。
3年半前、両足と腰を骨折したときがそうでした。回復に向かうにつれ、看護師さんに寝たまま乗れる車椅子で屋上へ連れて行ってもらった時のことは、今でも忘れられません。腰の痛みはありましたが、それ以上に「起き上がって座れた」という事実だけで、胸がいっぱいになりました。やがて通常の車椅子での生活が始まりましたが、自分で操作することの難しさを痛感することになりました。わずかな路面の傾斜にタイヤが取られ、まっすぐ進むだけでもかなりの力が必要だったからです。

車いすと傾斜の負担

交差点のイメージ

普段、私たちが歩いている時には意識もしないわずかな傾斜が、車椅子では恐ろしいほど敏感に感じられます。特に歩道の斜路を横切る時などは、車輪が思い通りに動かず冷や汗をかくこともありました。
交差点などの複雑な斜面や、青信号に変わった瞬間に渡り始めなければ間に合わない信号のタイミングなど、街の中は車椅子にとって難所ばかりです。そんな中で、道路の真ん中に敷かれた滑り止めのカーペットの上をスムーズに進めた時の解放感は忘れられません。地下鉄や電車も、駅員さんに相談すれば誠実に対応していただけたので、慣れてくれば頼もしい移動手段になりました。

事前に調べておくことも大切

レストランのイメージ

駅にエレベーターがあるかどうかは、外出前の必須チェック事項でした。エレベーターさえ分かれば、駅員さんのアナウンスを含め、電車での移動はとてもスムーズです。
また、レストランでの利用も心配でしたが、店員さんは「特別扱い」をせず、さりげなく椅子を片付けてスペースを空けてくれるなど、プロとして必要な対応をしてくれました。そうした「特別視されないこと」が、かえって自分らしく食事を楽しむ助けにもなったように思います。

広いトイレが用意されているかは大切な注意点

広いトイレのイメージ

一人での外出において、何よりも確認が必要なのはトイレの設備です。広さや場所の確認は事前に行うのが安心です。
最近は階段を降りられる車椅子など、便利な製品も増えていますね。骨折時は衝撃が厳しいので不向きかもしれませんが、進化を感じます。電車などで視線を感じることもありましたが、それ以上に、街中で困っている時に声をかけてくれる親切な方との出会いが多く、人々の温かさに支えられた車椅子生活でした。

不要になった車いすは施設に寄付

自走式車椅子のイメージ

出口の場所が遠かったり、駅員さんを呼ばなければ改札が開かないなど、不便な面ももちろんありました。それでも、リハビリを経て歩けるようになった時、1年間お世話になった車椅子を障害者施設へ寄付することにしました。
「もう必要なくなったので」と伝えて手渡した時、あんなに喜んでいただけるとは思いませんでした。私の生活を支えてくれた車椅子が、今も誰かの役に立っていると思うと、心が温かくなります。

車椅子卸センターからの感想

大きな骨折を乗り越え、長いリハビリ生活を送られた中での貴重な体験談をありがとうございます。「散歩に行けた時の喜び」や、街中の「わずかな傾斜への敏感さ」など、 当事者の方にしか分からない感覚がとても鮮明に伝わってきました。 最後に車椅子を寄付され、相手の方に喜ばれたというエピソードは、道具としての車椅子の役割を超えた、人と人との繋がりを感じさせられ心が温かくなります。

自分自身の体やライフスタイルは、いつどう変わるか分かりません。 だからこそ、今から「もし自分や家族が車椅子を使うようになったら」と想像し、準備しておくことが、誰にとっても暮らしやすい街づくりにつながります。 レストランでのさりげない対応や、街の方々の親切心など、車椅子生活を通じて見えてくる「人の優しさ」が伝わりました。

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