

昨年の夏、不運にも自転車での事故に見舞われました。ついスピードを出しすぎてしまい、車との接触事故。病院で手術を受け、目覚めたときには足を固定され、医師からは「当面の間は車椅子生活になります」との宣告を受けました。
退院して自宅に戻った瞬間、私は愕然としました。それまで何気なく生活していた我が家が、車椅子になった途端に、まるで攻略不可能な巨大迷路へと変貌してしまったのです。
部屋から部屋へのわずかな敷居、洗面所の入り口にある数センチの段差。普段は意識もしなかった小さな段差が、車椅子のキャスターを拒む「壁」として立ちはだかります。
また、最も辛かったのはトイレやベッドへの移動でした。自分の足で立てないもどかしさと、何かをするたびに家族の手を借りなければならない現状。
「ごめん、ちょっと手伝って」と呼び出すたびに、家族の時間を奪っているようで、罪悪感が常に付きまとっていました。

最初のうちは家族に頼るしかなかったのですが、次第に「また面倒をかけてしまう」という申し訳なさが心の中で膨らんでいきました。
いつしか私は、誰かを呼ぶことすら避けるようになり、自室で一人、じっと過ごす時間が増えていきました。
この時、私は初めて、日常的に車椅子で生活されている方々の切実な想いの一端に触れた気がしました。
「外へ出たい、空気を吸いたい」という当たり前の願いがあるのに、一歩外に出れば、家の中よりも遥かに過酷なバリアが待ち受けています。
玄関の段差、ガタガタの舗装、電車への乗り継ぎ……。他人の手を借りないと移動すらままならないという事実は、どれほど外出への意欲を削ぐことか。
一人で出歩くことを諦め、家の中に閉じこもってしまう人の気持ちが、かつてないほど痛いほど理解できたのです。
誰でも自由に移動できる世の中を作るのは並大抵のことではありませんが、障害のある方もない方も、誰もが自分らしく外へ出られる社会になってほしいと、心から願わずにはいられません。
事故という突然の困難の中で、車椅子という「慣れない道具」を通じて、私たちが普段見落としがちな社会のバリアを肌で感じられた貴重な体験談をありがとうございます。「介助を頼む申し訳なさ」から次第に足が遠のいてしまうという心理は、本当に切実で考えさせられるテーマですね。
今回ご紹介した「Modern-Bstyle」のような車椅子は、小回りが利く機能や、身体にフィットする調整機能など、ご本人様の「少しでも自分で動きたい」という意思をサポートし、介助者様の手を煩わせないための工夫が凝らされています。道具を変えるだけで、気持ちがぐっと前向きになることもあります。
当店では、他にも様々な環境や用途に合わせた車椅子を豊富に取り揃えております。自分にぴったりの一台を見つけていただけるよう、ぜひ色々な商品をご覧になってみてくださいね。お困りの際や、どれを選べばいいか迷われたときは、いつでもお気軽にご相談ください!
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