車椅子を利用者の目線は、思いのほか低く、
健常者が立った状態でおへそくらいの高さです。
それは、車椅子利用者にとっては、健常者が
思いのほか高く見えとても不安になるものです。
そこで福祉関係者はかならず利用者様の目線の高さに合わせて会話をします。
そのことにより、少しだけコミュニケーションが取れやすくなります。
利用者様が不安に思っていること、
言いたいことを言ってくれたりします。
立ったまま会話をするととても威圧感があり、
また相手を見るために常に首を持ち上げておくことは大変なことです。
嫌いなわけではなくとも、やはり距離がありますと相手に自ら歩み寄ることが難しいのです。
健常者が気をつけなければ、車椅子利用者に不安を与えてしまうことも多いでしょう。
それは、ご家族の方でも例外ではないのではないでしょうか。
ご家族だからこそ、健常者より利用者へ歩み寄ることが必要なのです。
不便とは、物理的要素だけではないことをまず感じてあげましょう。
表情をみせたり、聞き取りやすい位置で、声でコミュニケーションを取りましょう。
気づかなかったことに気付かされることもあるかもしれません。
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