先日、建設関係のお客様より「階段を降りれる車いす」が欲しいとのお問い合わせをいただきました。
それは、東北地震の被災地へ復興作業に入るという内容でしたが、そこで現場に入る際に、安全基準として災害時車いすが必要だということでした。
どういったものかわたくし共も調べ、車いすメーカー様へ問い合わせてみましたが、
一般的な車椅子メーカー様よりいただいたお返事としては、階段や不安定な地面を走行するためタイヤの大きめの自走介助兼用でノーパンクのものを勧められました。
しかしながらお問合せいただいたお客様が求められていた「階段を降りれる車いす」というものとは違い、どうしたものか悩みました…。
調べに調べると、災害時、避難用の車いすというものにたどり着きました。
それは、やはり少々特殊な仕様の車椅子だったようで、
お客様よりお問い合わせいただいていた「階段を降りれる車いす」という条件に当てはまっていました。
その車椅子とは一般的な車いすとはまったく違ったもので、車輪とは異なりキャタピラのついているものもありました。
それを被災地の安全基準として、例えば消火栓のように、いつ何事が起こったときにでも使用できるようにすることが必要だったようです。
車椅子について初めて調べることになりましたが、様々な状況に応じた車椅子があるものだと勉強になりました。
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※誠に申し訳ございませんが上記記事は体験談になりますため、「階段を降りれる車いす」は特殊な仕様のため、車椅子卸センターにお取り扱いはございません。
一般的には災害時用の車椅子を備え付ける場合は破片などを踏んでもパンクしないノーパンクタイヤ、瓦礫などを乗り越えやすい車輪の大きな自走式の物がおすすめです。
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