車いすを利用する生活環境・住宅|車いすにまつわる話【格安通販の車椅子卸センター】

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車いすを利用する生活環境・住宅

車椅子のまつわる話のタイトルイメージ

車椅子で移動するための「壁」と「動線」

段差のイメージ

車椅子生活を始める際、もっとも悩ましいのが「住環境」の問題です。平坦な場所ならスイスイ移動できる車椅子も、わずか数センチの段差や、廊下の突き当たりにある直角の曲がり角では、途端に移動が制限されてしまいます。
この「通行可能なスペース」は、車椅子のサイズだけでなく、操作する方の能力や、足置き(フットレスト)の長さによっても必要となる幅が微妙に変わります。そのため、「これだけのスペースがあれば大丈夫」という基準が一概に決められないのが、この悩みの深いところです。
もし本格的に検討されるなら、一度レンタル等で実機を借りてみるか、あるいはご家族がご家庭にある椅子に座り、壁にぶつからないよう家中を一周回ってみてください。「意外とここが狭い!」という新たな発見が、失敗しないための大切な第一歩になります。

自宅という空間を「車椅子に合わせる」工夫

室内用車椅子のイメージ

十分な広さがある新築やリフォーム済みの家なら選択肢も広がりますが、日本の一般的な家屋では「限られたスペース」をいかに有効活用するかが勝負です。特にトイレや洗面所の入り口は、あと数センチの幅があれば通れるのに……と歯痒い思いをすることが少なくありません。
一般的な車椅子の場合、介助者が押すなら「車椅子本体の幅+50mm」程度が通過の目安ですが、自分でハンドリムを漕ぐ自走式の場合は、腕を動かすための「+150mm」の余裕が必要です。これに加えて、麻痺の有無や操作の安定性で必要なスペースも変わります。
無理に大規模な住宅改修を行えない場合、まずは車椅子選びから見直してみませんか。スリムな車椅子を選ぶだけで、これまで通りのお部屋で、そのまま生活を続けられるケースもたくさんあります。

住宅改修が難しい環境でも、車椅子の「機能」を味方につけることで、驚くほど移動が楽になることがあります。例えば、肘掛けが跳ね上がるタイプならベッドからの移乗がスムーズになり、足置きがスイングアウト(外側に開く)するタイプなら、玄関のような狭い場所でも、足を引いて省スペースで立ち上がることができます。
「家の中だから、これくらいは我慢」と諦める必要はありません。ご自宅の廊下の幅、扉の開口寸法、そして回転に必要なスペースをまずはメジャーで測ってみてください。その数値を知るだけで、選ぶべき車椅子のカタチが見えてきます。

車椅子卸センターからの感想

私たち車椅子卸センターでも、お客様から「この車椅子、家で使えるかな?」というご相談をよくいただきます。やはり、図面やカタログ上の数字と、実際に生活している空間の感覚は違うものです。ですので、まずはご自宅の「一番狭い場所」を正確に測り、そこを基準に選ぶことを強くおすすめしています。

車椅子選びは、単に「座る道具」を選ぶことではなく、「これからの暮らしの動線」を選ぶことです。もし、廊下や扉の幅で迷われるようなことがあれば、スペック情報をご覧いただきながら、じっくりとご検討ください。無理のない一台を選ぶことは、ご本人だけでなく、介助されるご家族の負担を減らすことにもつながります。皆さまが、住み慣れたお家で、これからも笑顔で心地よく過ごせる毎日を心から応援しております。

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