福祉用具評価センター、通称JASPECとは日本で使われている
福祉用具に対して安心・安全にお客様に用具を使っていただくための
検査を行なっている場所です。
受講させていただきました内容といたしましては、車椅子安全整備士という
車椅子を安全に使用できるよう
点検、調整、整備を行うことのできる資格をとるためです。
内容はもちろん講師の方々、受講者ともにただ整備するのではなく、
使われるお客様のことを一番に考えている方々にお会いでき、
私自身、勉強になりました。人間的にも成長することができました。
単純に車椅子といっても自走式、介助式、リクライニングから
電動までひとくくりにされてはいますが、種類は多数ございます。
そこでまず基準をもうけるために、ISO(国際標準化機構)に基づく
JIS(日本工業規格)を満たすための検査を行うこととなりました。
現在、JIS規格として基準があるものは標準型の車椅子のみとなります。
ですので、現段階では機能によってはJIS基準が未だ設定されてないものが多いということです。
JASPECでは今後、JIS基準を多く設け、
さらにその基準を満たすものを多く評価し、
世の中へ安心・安全を提供できるようにしていくそうです。
それにあたって、現在はまだ車椅子安全整備士は国家資格ではありませんが、
今後は車椅子にも車検ができたりしていくと国家資格になるかもしれませんね。
やはり車検はめんどくさいから利用者は面倒だと感じるかもしれませんが、
安全に長くご使用いただけるように必要になる時代は
そう遠くはないかもしれません。
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