「車椅子で一日中過ごしていると、どうしてもお尻が痛い」「姿勢が崩れて苦しい」……そんな悩みを抱えたまま、普通の車椅子を使い続けていませんか?
もしそうなら、ぜひ「ティルト・リクライニング車椅子」への切り替えを検討してみてください。これらは単に背もたれが倒れるというだけでなく、
長時間座る方の姿勢を支えるために設計された「専用の道具」です。姿勢をリセットできるかどうかで、毎日の快適さは劇的に変わります。
リクライニング(背もたれだけ倒れる)だけでなく、座面ごと傾く「ティルト」機能がついた車椅子も増えています。
この二つを組み合わせる最大の利点は、「滑り座(お尻が前にズレてしまうこと)の予防」です。背もたれを倒した時に起きるズレを、座面を傾けることで抑え込み、楽な姿勢のまま圧力を分散させることができます。これこそが、長時間利用における床ずれ対策の基本であり、プロの現場でも選ばれている理由です。
注意してほしいのは、高機能な分だけ本体が大きく、操作も複雑になりがちだという点です。
「家の中の廊下で旋回できるか?」「介助者がブレーキやリクライニングのレバーを操作しやすい位置にあるか?」といった点は、購入前に必ず確認してください。機能が多ければ良いわけではなく、「生活環境に収まるか」と「介助者が毎日ストレスなく操作できるか」。このバランスが取れて初めて、良い車椅子と言えるのです。
リクライニング車椅子は高機能な分、本体が大きく、操作も複雑になりがちです。
実際に「家の中の廊下で旋回できない」「介助者が操作に慣れず持て余している」といったお声も、これまでにいくつも伺ってきました。
機能が多ければ良いわけではなく、ご自宅の環境に収まるか、介助される方が毎日無理なく操作できるかという「生活とのバランス」こそが何より重要です。ぜひ今の環境と照らし合わせながら、最適な一台をじっくりと検討してみてください。
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