最近、施設でも個人でも人気があるのがモジュール型車椅子です。
モジュール型車椅子は、一般的に全て揃って組みあがっている車椅子とは大きく異なり、
利用者に応じてサイズの変更などが可能な機能がついています。
タイヤや、座面高さ、座面の幅、アーム高さなどのパーツを利用者様の体格や障害の程度、
生活環境などを考慮し、利用者様に合わせたサイズに変更し、利用者様のための最適な車椅子にすることが出来ます。
なお、モジュール車椅子の変更できる箇所は車椅子により異なります。
例えば座幅のみ変更可能な物や、前座高の高さの変更可能な物など種類が様々です。
そのため、モジュール車椅子は調整は効くものの、あくまで「調整可能な部分の最適化」となりますので、
利用者に合わせて細部まで変更することが可能なオーダーメイドというものとは全く別物となります。
車椅子をオーダー注文となると、どうしても高額になりますが、
モジュール型は既製品とオーダーメイドの中間ですので、比較的安価で購入することができます。
調整可能箇所としては、前座高、座幅が主で、他にもタイヤの位置調整、背張り調節、介助ハンドル高さなど、
商品にもよりますが、多数の調整箇所があり、まさに自分にぴったりの車椅子にすることができるのです。
体の変化に応じて後から変更も可能ですので、施設などで多数の方が利用される際にも便利のよい車椅子となるでしょう。
サイズを変更する際には簡単に変更できる仕様の物でない限りは、専門的な知識のある方に調節してもらうようにしましょう。
© 2013-2025 Next care innovation Co., Ltd.