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初めて乗る側になった車いす|車いすにまつわる話【格安通販の車椅子卸センター】

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初めて乗る側になった車いす

車椅子のまつわる話のタイトルイメージ

グループホームでの仕事

グループホームのイメージ

私は今迄ほとんど事務の仕事しかした事が無いのですが、2年間ほど介護の仕事をしていました。 初めての分野でしたので、入社するにあたって大変勇気がいりました。 グループホームという、認知症の方専用の老人ホームです。 そこで初めて出会ったのが車いすなのです。とても新鮮な気持ちだったのですが、 もちろん全く使い方が分からず、先輩達に教わりながら使用させてもらいました。
私にとっては最初かなり難しかった様な気がしました。 思うように進まなかったり、段差のある所では上手く上る事ができずもがいたり、 ぶつけてしまいそうになったりと大変でした。
介護の資格がなかったのですが、幸い働きながら3か月間講座に参加させて頂き、 資格を取得しました。そこではもちろん車いすの実習もあり、 お互いに乗せっこしてあちらこちら移動をして歩いたり、 段差のある所の昇り降り、ベッドやトイレと車いすの間の移乗の仕方等、 利用者様の転倒や介護者の腰痛等が起こらない様な知識と技術を学びました。

階段から滑り落ち骨折

階段事故のイメージ

実習はその後の仕事の現場で実践できたと思っています。 私の勤務していたグループホームは隣が系列の病院になっており、 2週間に一度利用者様の診察に一緒に行きます。
担当している方の中で4人の方が車いすで移動をします。 はっきり言って研修で教わり実践しましたが、小柄な方は移乗が比較的簡単なのですが、 大柄な方や足がしっかりと立つ事が出来ない方は重たいのは事実です。 職業病ともいわれる腰痛にならないように、十分気を付けました。
また車いすに乗って頂く側の気持ちも考えなくてはいけないと思います。 安心して乗って頂いているとしたら、ふら付いたり、 ぶつけたり、転倒させてしまったら信頼関係台無しです。 優しいお声掛けと共に安全運転とブレーキのかけ忘れにも気を使いました。
実は私、3か月前に真夜中にのどが渇いたので1階のキッチンへ降りようとした所、 自宅の階段の中頃から滑り落ち骨折をしてしまいました。

車いすへの移乗

救急車と病院のイメージ

救急車で掛かりつけの大学病院へ搬送されて入院となってしまったのです。 入院中、診察や検査の際に移動があったのですが、 最初はベッドに寝たまま移動でしたが、ベッドは大きいので エレベーターが開いてもなかなか入れてもらえません。
そして段々と回復をしていき、車いすに乗れる様になりました。 介護の資格の研修で乗った事があるものの、病院の時はケガ人です。 とても怖かった事を思い出します。ベッドから車いすへ移動する時も、 骨折した所が痛いのではないかと声をこらえてできるだけ我慢をしてしまいました。
所が男性の看護士さんで、痛みを感じず乗る事が出来ました。 それは以前研修で勉強したボディメカニクスを使い移乗させてくれたのです。 コツを使えばこんなにも楽に移動する事ができ痛い思いをしないものだと嬉しかったです。

車いすへの思いを新たに

看護師さんのイメージ

そして車いすが動き出し、診察室と検査室へ向かいました。 看護師さんとは何度も話をした事があるのにそれでも不安になってしまったのは、 歩くよりも速度が速い様に感じられました。そして視野がとても低い事です。 一般の患者さんやお医者さんが大勢行き交う中、 ちょっと恥ずかしいのと不安な気持ちが交差して複雑でした。 車いすならば歩くよりも楽でいい何て思っていたのが大間違いでした。 今後私も介護の仕事をするかどうかはわかりません。 また、親の介護をしないとも限らないのです。 もしもそういった場面に遭遇した時のことを考えたりします。 平坦な場所ばかりとは限らないので目線や揺れ具合を考慮して、 車いすは優しく丁寧に扱うことは勿論、スピードにも十分気を付けて恐怖心が起こらない様にしてあげたいです。 慌ててしまうと事故やケガのもとになってしまうので、心に余裕を持って接して行きたいと思います。

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