車椅子のおかげで前向きになれた祖母|車いすにまつわる話【格安通販の車椅子卸センター】

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車椅子のおかげで前向きになれた祖母

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【体験談】病気を繰り返し、心を閉ざしてしまった祖母

カワムラサイクルの車椅子

私の祖母のお話です。若い頃の祖母は、最後に風邪を引いたのがいつだったか忘れてしまうほど元気いっぱいの人でしたが、60代に入ってからは一転して病気がちになってしまいました。

初めて大病を患ったときは相当なショックを受けていたようですが、もともとポジティブな性格だったこともあり、割とすぐに気持ちを切り替えて前向きに過ごしてきました。

しかし、その後も何度か別の病気を繰り返すうちに、さすがの祖母も心身ともにすっかり疲れ果ててしまったようでした。

最初のうちは、入院中や療養中であっても積極的に起き上がって家族と話したり、なるべく自分の足で歩こうとリハビリを頑張ったりしていました。
ですが、度重なる発病で寝ている時間が多くなるにつれ、次第に話すことすら億劫そうになり、まるで自分の足で歩くことそのものを諦めてしまったかのように見えました。

私は孫としてそんな元気がなくなっていく祖母の姿を近くで見ていて、ものすごく辛く、どうしてあげることもできないもどかしさに胸がモヤモヤしていたのを今でも鮮明に覚えています。
「おばあちゃんになんとか元気を取り戻してほしい!」という一心で、私はある日、「私が後ろから車椅子をしっかり押すから、一緒に外をお散歩しよう」と声をかけてみました。

すると祖母は、私のほうをチラッと一瞬だけ見て、すぐにすっと目を閉じました。それは、これ以上何も言わないでほしいという、明確な拒否のサインでした。
あまりしつこく言い過ぎても逆効果だなと思い、「また明日誘ってみよう」と心に決めて、その日は渋々帰ることにしました。

【体験談】ベッドから離れない祖母へ、愛を込めた強い一言

病院の病室

それからというもの、私は毎日のように顔を出しては「今日はお散歩に行こうよ」と誘い続けました。ですが、祖母の反応はいつも同じで、ベッドから動こうとはしてくれませんでした。

お身体は病気を抱えていたものの、担当医の先生にこっそり相談してみると、「車椅子に乗って外の空気を吸いに行くのが無理なくらい、お身体の具合が悪いということはないはずだよ」とおっしゃっていました。
つまり、動かないのは身体のせいだけではなく、気力が落ちてしまっているという精神的な理由が大きいのだろう、ということだったのです。

先生が最後に「本当は、少しだけでも外に出て日の光を浴びたほうが、気分転換になって良いんだけどね」と言ってくださったのを聞き、私はある覚悟を決めました。


次の日、私はあえて少し突き放すような、きつい口調で祖母に言いました。「おばあちゃんがそうやってずっとベッドで寝たきりのままでいるなら、私はもうお見舞いに来ないからね」と。

その言葉だけを切り取れば、なんて冷たくて酷い孫だろうと思われるかもしれません。ですが、お医者様から「車椅子に乗って散歩に出かける体力は十分にある」と聞いていたからこそ、出た言葉でした。
もし本当に無理な状態なのであれば、絶対にそんなことは言いません。

私の言葉を聞いた瞬間、祖母の身体がピクッと大きく動きました。そして、消え入るような声で「……今日、お散歩に出かけたら、明日もまたちゃんと来てくれる?」と聞いてきたのです。
私は力強く頷きました。すると祖母は、本当に久しぶりに最低限の身なりをご自身で整え、ゆっくりと車椅子へ乗り移ってくれました。

【体験談】わずか30分の車椅子の散歩がもたらした奇跡

車椅子で散歩するイメージ

ずっとベッドの上で横になって生活していたせいか、車椅子に座る祖母の動きは、どこかおぼつかない印象でした。
また、私一人だけの介助では少し不安だったこともあり、当日は担当の看護師さんも付き添って一緒に来てくれました。これには本当に救われましたし、安心して出発することができました。

その日は、ポカポカとした本当に暖かい絶好のお散歩日和でした。外の日差しが優しく心地よくて、車椅子を押している私まで少し眠くなってしまうほど穏やかな時間が流れていました。

外に出ていた時間は、時間にしてわずか30分にも満たない短いものでした。
しかし、ずっと閉ざされた病室にいた祖母にとっては、これからの人生を変えるほどの大きな大きな第一歩であると、私だけでなく付き添ってくれた看護師さんも肌で感じていました。

そしてその手応えは、車椅子に乗っていた祖母自身が一番強く感じていたのかもしれません。なんと驚いたことに、次の日からは祖母のほうから「今日はいつお散歩に行くの?」と、自発的に声をかけてくれるようになったのです。
私はその変化が嬉しくて嬉しくて、思わず少しはしゃいでしまいました。

お外で風邪を引いてしまっては大変なので、そんなに長い時間を連れ回すことはできませんでしたが、お散歩の回数を重ねるごとに、祖母の表情が日に日に目に見えて明るくなっていくのが分かりました。
諦めかけていた祖母の心は、車椅子というきっかけを得たことで、少しずつ前向きな元気をしっかりと取り戻していくことができたのです。

【体験談】ベッドの上から離れるだけで、世界は変わる

笑顔の祖母イメージ

そもそも、もしそこに車椅子という道具が存在していなければ、祖母は再び外の世界へ出て散歩を楽しむことなど絶対にできなかったはずです。そう思うと、車椅子には感謝の言葉しかありません。

たとえ自分の足で力強く歩いているわけではなかったとしても、ただベッドの上という狭い空間から離れ、
心地よい風を感じて外の景色を眺めるだけで、人間の心にはここまで大きな変化が起きるのだということを、私は祖母のすぐ傍にいて身をもって実感させられました。

その後もしばらくの間は車椅子を必要とする生活が続きましたが、ベッドにいた頃とは比べものにならないほどよく喋るようになり、顔色も見違えるほど健康的に変わっていきました。


さらに嬉しいことに食欲も旺盛になり、ただじっとしているのではなく「動かせるところは今のうちにちゃんと動かしておこう」と、ご自身でリハビリに対して意欲的な姿勢を見せるようにもなりました。

車椅子があったからこそ、あの時お散歩に踏み出すことができました。
もしあのまま車椅子を使わずにいたら、祖母がどうなってしまっていたか、今思うと皆目見当もつきません。もしかしたら、気力を失ったまま、本当にずっとベッドの上だけの寝たきり生活になっていたかもしれません。

「車椅子たった1台で、人間の心と身体はここまで劇的に変わるものなのか」と驚きましたし、
きっと世の中には、私たちの祖母のように、車椅子との出会いによって再び前向きに変わることができる人がたくさんいるのではないかと思っています。

車椅子卸センターからのアドバイス

おばあ様を心から想うがゆえの「もう来ない」という愛ある強い一言と、それに背中を押されて見事に元気を取り戻されたおばあ様の素晴らしい奇跡に感動を覚えました。本当に素敵な体験談をありがとうございます!

医療や介護の現場でもよく言われることですが、病気やケガの療養中にずっと天井だけを見つめてベッドの上で過ごしていると、身体の筋力が低下するだけでなく、 脳への刺激が減って心まで塞ぎ込んでしまう「廃用症候群(はいようしょうこうぐん)」という状態に陥りやすくなります。
お話にありました通り、ご自身の足で歩くことが難しくても、車椅子に乗って『ベッドから離れる(離床する)』、そして外に出て『太陽の光や風を感じる(外気浴)』ということは、 人間の生きる活力や食欲、前向きな気持ちを呼び起こすために最も効果的なリハビリテーションになるのです。
最初は車椅子に乗ることを躊躇されていたおばあ様が、一度お外に出て気持ちよさを実感したことで自ら「散歩に行きたい」とおっしゃるようになったのは、まさに車椅子がおばあ様の心に新しい光を灯した証拠です。

このようなお出かけを優しくサポートするためには、後ろから押す介助者様が扱いやすく、乗っているおばあ様が長時間座っても疲れにくい、
背もたれや座面のクッション性がしっかりした車椅子を選んであげることが大切になります。

「病気がちで元気をなくしてしまった親に、もう一度外の空気を吸わせてあげたい」「小回りがきいて、初めてでも安心して散歩に使える介助式車椅子はどれ?」など、 大切なご家族の心の元気を呼び戻すための車椅子選びで迷われた際は、ぜひ車椅子卸センターへお気軽にご相談ください。
ご家族と一緒に笑顔でお散歩を楽しまれたように、皆様のご家族がもう一度前を向いて歩み出せるような、車椅子を心を込めてご提案いたします!

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